突然ですが、10月7日(一般公開は9、10日)より開催されます『全日本ホビーショー』にて新ブランドを発表させていただきます。
その名は、『Rêve Collection」』
時代ごとに強く印象を残したレーシング(ラリー)カーをモデル化していくブランドとして新たに誕生します。
その第一弾としてリリースを予定していますのは、なんと、『ティレル P34』。
76年より実戦に投入されたP34、奇想天外な発想により出現した6輪のスタイルと、76年開催の日本GPの際にボディーに書かれていた『たいれる』の文字で多くの人々に強い印象が残ったのではないでしょうか。
P34は、大きく分けると基本スタイルの76年型と、カウルとカラーリングが大幅に変更された77年型の2モデルなのですが、実は毎戦のように細かなモディファイが繰り返され、様々なバリエーションが存在します。
「なーんだ、P34かぁ」と思ったあなた! 『Reve Collection』は一味違いますよ!
今回、発表しますのは、75年発表時の『プレゼンテーション仕様』と、実戦投入後の『ドイツGP仕様』の2車種。 それぞれちょっと変わり者です。
『プレゼンテーション仕様』は、基本的なボディシェイプはその後の76年実戦モデルに繋がるデザインでありながら、背の高いインダクションポッドが印象的(76年シーズンにこのタイプは全面禁止となったためお蔵入りとなりましたが・・・)。 元祖6輪として抑えておきたいアイテムです。
当時の人々に強い衝撃を与えたデザイン
ケン・ティレル氏もお元気そうでした
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出来る限りリアルな再現をトライ中!
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インダクションポッドの高さが印象的です
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『ドイツGP仕様』はゼッケン3のJ.シェクター車のみコックピット左右の覗き窓が大きいことが特徴。
プレゼンテーションモデルでは設定されていなかったこの窓は、実戦投入後、走行中に直径の小さな前輪が目視することが出来ず、不安があるとのドライバーのコメントから追加されたものですが、ちょっと大きすぎではないかと思うぐらいドライバーが丸見えです。 また右側の窓はシフト操作時の『逃げ』のため、大きく膨らませてあるのも面白いところです。
中身丸見え!
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普通の窓はこのぐらいの大きさ
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シフト操作スペースの「逃げ」も再現してます
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いずれも予価7,300円(税抜き)。 まだまだ開発途中ですので、お届けできるまでもうしばらくお待ちいただくことになると思いますが、いいモノを作りますのでお楽しみに!
もちろん、ホビーショー会場にてサンプル展示を行います。ぜひとも現物をご確認ください(実は他にもまだまだ続くのですよ・・・開催日までに追ってご案内いたします)。
ちなみに・・・
このP34のことがもっと詳しく知りたくなった方は、ただいま発売中の『レーシングオン ティレル特集』を読むべし! 面白ネタ満載です。
もちろん、弊社商品の紹介も載ってますよ。
この表紙が目印
税込み1,500円にて絶賛発売中!
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