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株式会社国際貿易 スタッフブログ

カテゴリ: Reve Collection

1968年末に活動を休止して以来沈黙を守っていたホンダのレース活動は、まず79年に2輪のワールドグランプリへ復帰。 つづく80年にはヨーロッパF2へ2リッターV6エンジンを引っさげ登場し、翌年にはシリーズチャンピオンを獲得。 そしてついに83年7月のイギリスグランプリ、ホンダは再びフォーミュラ1の戦いの中へ舞い戻った。
しかし、その戦いは決して楽なものではなく、壊れるエンジンとパワーに対応できないシャシーのトラブルシュートに追われながらの初年度であった。

第2期と呼ばれるホンダのF1活動の中で、その始まりに位置しているのが、『スピリット HONDA 201C』。 F2ベースのシャシーに強力なパワーを誇る新エンジンを搭載した車体は、見れば見るほど機械としての魅力が満点。むき出しのターボチャージーやウエストゲート、インタークーラーとそれに繋がる配管などが複雑に絡み合いレイアウトされた車体後部は、ミニチュアモデルとしても迫力があり、ホンダのターボエンジンに対する荒削りな取り組みが垣間見えます。

レーヴコレクションにてモデル化するホンダF1第2期、その始まりに位置する『スピリット HONDA 201C』、1:43スケール、7,665円(税込)にて近日発売です。

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フォワードウイングを外した姿は、メカがむき出し
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いかにもドラッグの大きそうなサイドポンツーンとリアウイングがこの時代のトレンド
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メカ部分の再現性もレーヴコレクションのこだわり
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[画像:KB]

国際貿易よりお知らせする『新製品情報』


(注記)ご注意

ご購入を希望されるお客様は下記条項をご確認いただき、各小売店様にてご予約くださいますようお願い申し上げます。

〇ご予約期間は、本ブログ掲載日より概ね一週間程度となります

〇画像はサンプルやイメージです、開発の段階で予告なく仕様が変更になる場合がありますことをご了承ください
〇発売時期は各メーカーより発表された現時点での情報です、開発・生産の都合により変更となる場合があります

レーヴコレクションからは、ストラトスGr.5の定番『ジーロ・デ・イタリア』仕様の登場です。
レジンモデルらしいシャープな造形にご注目ください。

[画像:REVE]

R70153

1/43スケール

ランチア ストラトス ターボ Gr.5 1976年ジーロ・デ・イタリア 優勝 #598 C.Facetti/Sodano

7,665円(税込)

発売時期 : 10〜11月
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日本車含めたレアなモデルを続々生産する『NEO』、今回の新製品もレア度満点です。

[画像:NEO]

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1/43スケール

トヨタ ランドクルーザー LJ70 メタリックシルバー (1985)

8,190円(税込)

発売時期 : 9〜10
[画像:LC]

NEO43997

1/43スケール

トヨタ ランドクルーザー LJ70 レッド (1985)

(注記)画像は実車です、製品とは色が異なります

8,190円(税込)

発売時期 : 9〜10
[画像:LC]

NEO43676

1/43スケール

サーブ 99 4ドア (1981) レッド

8,190円(税込)

発売時期 : 10〜11月
[画像:SAAB]

NEO43701

1/43スケール

オペル カデットB キャラバン (1971) レッド

8,190円(税込)

発売時期 : 10〜11月
[画像:OPEL]

NEO44061

1/43スケール

ポンティアック スターチーフ コンバーチブル (1956) レッド/ホワイト

9,240円(税込)

発売時期 : 10〜11月
[画像:PONTIAC]

[画像:KB]

国際貿易よりお知らせする『新製品情報』


(注記)ご注意

ご購入を希望されるお客様は下記条項をご確認いただき、各小売店様にてご予約くださいますようお願い申し上げます。

〇ご予約期間は、本ブログ掲載日より概ね一週間程度となります

〇画像はサンプルやイメージです、開発の段階で予告なく仕様が変更になる場合がありますことをご了承ください
〇発売時期は各メーカーより発表された現時点での情報です、開発・生産の都合により変更となる場合があります

[画像:REVE]


R70161

1/43スケール

ロータス78 1977年 日本GP #5 M.Andretti

7,665円(税込)

発売時期 : 10〜11月
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R70162

1/43スケール

ロータス78 1977年 日本GP #6 G.Nilsson

7,665円(税込)

発売時期 : 10〜11月

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TYPE76、77と新たな技術に挑戦するロータスの姿を追ってリリースを続けてまいりました、『レーヴ コレクション』は次なる製品としてロータス78を準備中です。

ご存知のように、ロータス78はサイドポンツーン内部を翼断面形状化し、ベンチュリー効果によりダウンフォースを得るという、それまでに無かったまったく新しいアイディアを具体化した初のマシン。
すでに前年モデルのTYPE77によってトライされていた、『床下の空力』を斬新なアイディアによってより効果的な形に進化させたモデルでした。
後に『グランドエフェクト』と呼ばれる『床下の空力』は、発表当初はその効果を疑問視していたライバル達も、シーズンが始まると予想外の速さを見せ始めたTYPE78に驚きを隠せませんでした。

TYPE78はシーズン中に5勝を納め、M.アンドレッティはランキング3位を獲得しましたが、エンジントラブル等によるリタイヤに影響された成績でもありました。
翌年、より洗練されたデザインを持つTYPE79がデビューし、圧倒的な速さによりシリーズチャンピオンを獲得、ロータスにとって新たな栄光を歴史に刻むこととなります。

F1マシンの中でもそのアイディアは後世に長く影響を及ぼし、歴史に残るマシンといえるTYPE78。 モデル化に際しては、我々日本人の記憶に最も残っている77年日本グランプリモデルをその対象としました。


黒と金(実際にはベージュですが)の『JPSカラー』を纏う、ゼッケン5、M.アンドレッティ車は、シーズン中の勝利数をリアウイングに刻み出場
R70161 ロータス781977年日本GP#5M.Andretti 予価7,665円(税込)
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このGP限定であった『インペリアルカラー』は、G.ニルソンのドライブ
金曜日の夜、一夜にして塗り替えられたことは有名なお話
R70162 ロータス781977年日本GP#6G.Nilsson 予価7,665円(税込)
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高く設定されたロールバーが目立ちます

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アルミリベットの目立つアルミモノコックに部分的にFRPカウルを装着し、スムーズなボディを実現しようとする努力が見られます
地面を擦るように設置されたサイドスカートもこのマシンの特徴

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翌年型のTYPE79に比べ荒削りな部分が各所に見られるのもTYPE78の魅力
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いずれも今秋の発売を目指し開発中です。

レーヴコレクションとして開発中の『ロータス 99T』のサンプルが到着しました。

このサンプルは、87年のモナコGPにてA.セナのドライブにより優勝を飾ったモデル。
この年よりホンダエンジンを獲得したロータスは、メインスポンサーを前年までの『JPS』から『CAMEL』へ変更し、イメージを一新する一方、機構的にもアクティブサスペンションを導入して話題のマシンとなりました。

アクティブサスペンションは、コンピューターの演算速度が不足することによる反応遅れと、システム全体の信頼性不足などにより、市街地コースでの2勝を納めるにとどまりましたが、常に新しい技術に挑戦するロータスらしいマシンといえます。

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全体にポッテリとしたデザインが前期型の特徴です

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徐々に巨大化し始めたディフューザーもこのころのマシンの特徴

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今回のモデルと異なり、エンジンカウルをスリム化し、サイドポンツーンが低められた後期型も開発中

今回のサンプルに対し、アンテナ、ピトー管等の細かな修正を行い、量産移行の予定です。
発売までもうしばらくお待ちください。

[画像:KB]

国際貿易よりお知らせする『新製品情報』


(注記)ご注意

ご購入を希望されるお客様は下記条項をご確認いただき、各小売店様にてご予約くださいますようお願い申し上げます。

〇ご予約期間は、本ブログ掲載日より概ね一週間程度となります

〇画像はサンプルやイメージです、開発の段階で予告なく仕様が変更になる場合がありますことをご了承ください
〇発売時期は各メーカーより発表された現時点での情報です、開発・生産の都合により変更となる場合があります


[画像:Logo]

レーブコレクション

R70181

1/43スケール

ロータス99T 1987年モナコGP 優勝 #12
ドライバー:A.Senna

7,665円(税込)

発売時期 : 未定

[画像:Monaco Senna]

レーブコレクション

R70182

1/43スケール

ロータス99T 1987年イギリスGP 4位 #11
ドライバー:中嶋

7,665円(税込)

発売時期 : 未定
[画像:British Nakajima]

レーブコレクション

R70183

1/43スケール

ロータス99T 1987年日本GP 2位 #12
ドライバー:A.Senna

\7,665(税込)

発売時期 : 未定

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レーブコレクション

R70184

1/43スケール

ロータス99T 1987年日本GP 6位 #11
ドライバー:中嶋

7,円665(税込)

発売時期 : 未定
[画像:Suzuka Nakajima]

レーヴコレクションでは、これまで様々なTyrrell P34を作ってきましたが、次にリリースするのは皆さんご存知の76年日本GP仕様『たいれる』です。
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日本初開催のF1グランプリに参加したこのモデルは、6輪ということでシーズン当初より話題を集めていましたが、決勝当日には2台のマシンにひらがなで『たいれる』、『しえくたあ』、『どぱいえ』等のレタリングが入り、日本人の好感度が一気にアップ!
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シェクターは日本人ドライバーに対し「抜かれたい方を手で指示せよ」というせりふで有名になり、同じ日本人としてはチョッピリ悔しい思いもしました。
一方ドゥパイエは大雨の中あわや優勝というという激走の末、タイヤ交換のためピットインした影響で結果は2位と非常に惜しい成績でした。

いずれにしても、実力としては十分なマシンとドライバーであったことは間違いなく、シーズン終盤の熟成されたマシンとそれを乗りこなすことに熟達したドライバーの組み合わせの結果と言えるでしょう。
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モデルは初回サンプルのため各部形状やデカールの修正も多くの部分に必要ですし、レインタイヤもまだ間に合わない状態ですが、シェクター車の大きなリアウイングや、先ほどお話した『ひらがなレタリング』に注目です。
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こちらのサンプルも静岡ホビーショーにて展示予定。 国際貿易ブースへお立ち寄りください。

レーヴコレクションの次なるリリースアイテムは、『ティレルP34 1977年 日本グランプリ』バージョンです。

1977年最終戦である日本グランプリにおいては、シーズンを通して行われてきた様々なモディファイが山盛りとなっている仕様であり、6輪車としてのラストランでもあります。
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細かな仕様に拘って作りこみましたので、よーく観察してみてください。


何かトラブルがあったのでしょうか、ピーターソン車は右側のクーリングダクトホースが赤いものに替えられています
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フロントのゼッケンは、貼り付け位置が異なっています
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大幅に広げられたトレッドのため、フロントタイヤはフロントカウルとサイドポンツーンの両方から大きく突出
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オイルクーラーはフロントカウルに移動済み、その後方には左右に分かれて小さなガーニーフラップが追加されている
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コックピットとエンジン周りはもちろん、サイドポンツーンまでもが一体で成型された大型のカウルは、いかにも重そうな構造ですが、スムーズなデザインは美しさを感じます
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コックピット周りは、76年モデルのような窓付きもトライされましたが、最終的には上部をアクリルに交換したこのタイプに落ち着いたようです シートベルトは「WILLANS」社製を再現
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今週半ば出荷予定です。 もう少々お待ちください・・・

お待たせいたしました!

『レーヴ コレクション』シリーズ第1弾 「ティレル019 1990年日本GPモデル」が本日入荷致しました。 ただいま出荷準備中ですので、まもなく皆様にお届けできます、もうしばらくお待ちくださいませ!


中嶋、アレジ・・・なつかしいっすね!

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第1弾となりましたティレル019は、アンヘドラルウイングを持つハイノーズデザイン導入マシンであるとともに、中嶋悟、J..アレジの日本になじみの深いドライバーのドライブにより強く印象に残っているマシンです。 デビュー時にはその特異なデザインに多くの人々が懐疑的でありましたが、シーズンが進むにつれてその有益性を誰もが認め、ハイノーズデザインはその後のF1マシンのトレンドとなったなんともティレルらしいマシンでした。


細身のノーズとシンプルな車体がカッコいいです

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『レーヴ コレクション』は、コレクターの皆様が夢(フランス語でRêve)で見たようなモデルを企画、製作することをコンセプトとし、開発に励んでおります。

ティレルに限らず、印象的なマシンたちを引き続きモデル化、続々リリースしますのでお楽しみに。

白いパッケージと台座が目印! その目でご確認ください!

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全日本ホビーショーで公開以来、大変ご好評を頂いております「Rêve Collection」、次なる製品のご案内です。

Tyrrell P34のバリエーションが続きますが、今回はフロントカウルへオイルクーラーをマウントした、おちょぼ口モデルです。

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フロント荷重を増加を狙って、本来リアウイングステー周辺に設置されているオイルクーラーをフロントへ移設。 これに伴い、無骨なデザインであったフロントカウルを特徴のあるデザインに変形させた変り種です。

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この系統のデザインは、1976年のシーズン前にはテストも行われていたようですが、実戦デビューは8月終わりのオランダグランプリでした。 しかしながら長くは使用されず、まもなく元通りのデザインに戻され、最終戦までフロントカウルは初期のデザインが継続使用されていきます。

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今回ご紹介するサンプルは、まだ初期段階ですので、発売される製品とは仕様が異なる場合がありますことをご了承ください。 なお、このサンプルを元に今後モディファイが施されますので、発売まではもうしばらくお待ちください。


セリカLBターボといえば、通称『シルエットフォーミュラ』と呼ばれた、グループ5仕様がすぐに頭に浮かびますね。

例えばこんな奴らです

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シュニッツアーチューンのエンジンによって、500馬力以上を絞り出してたというから、恐ろしいバケモノです。 これらは1977、78年ドイツの国内選手権で活躍しておりましたが(その後TOM'Sさんが日本に持ち込んだりしてましたね)、これらよりも前に日本で活躍していたセリカLBターボもあったのです。

1970年代初頭、トヨタはスペシャリティーカーであるセリカにターボを搭載し、いくつかのレースに参戦しながら開発を続けていました。 その結果として、1973年に開催された『富士1000kmレース』で優勝したのでした。 またこの勝利は、トヨタとしてターボ車での初勝利ともなりました。

この車両、開発は『トヨタ第17技』が行ってきた、いわゆるワークスマシンで、2T-G(1800cc)にターボを装着し、300馬力を生み出していました。


前述の『シルエットフォーミュラ』たちに比べれば、少々古臭い雰囲気はありますが、現代ではあまり見かけることが無い渋いカラーリングと、迫力のボディワークが70年代の雰囲気を伝えます。 オールドファンの心には突き刺さりますね!

右ドアにはドライバーの名前が書かれていますが・・・

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左ドアには開発に携わったメカニックの名前が書かれています

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迫力のオーバーフェンダーと凄みを感じるフロントマスクが印象的

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国際貿易はフルオリジナルにてこのモデルを開発中。

サンプルを今週末の全日本ホビーショーにて展示予定です。

弊社ブースへお越しの際はぜひともご覧ください。



1990年は日本人でTyrrellというチームの人気が一気に上昇した年ではないでしょうか。


この年から加入した中嶋悟のおかげもあり、注目度が増した中で開催された開幕戦USグランプリ。 既に多くの日本人F1ファン達の心を捉えていた当時最強のマクラーレンホンダに乗るA.セナに対し、J.アレジは明らかに格下のマシンでありながらその軽量さを武器に歴史に残るバトルを展開。 その活躍は当時のF1ファンにとってはいまだに話題となる走りで、前年から継続使用していたTyrrell018の印象を強くしました。


そして、第3戦より導入された019はその特異なフロントノーズとウイングのデザインにより話題が集中。

基本的な車体の構成は018を引き継ぎながら、高く持ち上げたノーズとそこから垂れ下がるフロントウイングは多くの人々に衝撃を与えました。 しかも、このデザインが空力的に有利であったことは、後に他のチームが同じようなコンセプトにてマシン作り上げていった事からも証明されています。

過去に6輪という奇想天外な発想で人々を驚かせたP34同様、新しいことにトライしていく姿勢もTyrrellらしさと言えるかもしれません。


『記録』よりも『記憶』に残るTyrrellの各マシンが引き続き『Reve collection』よりリリースされます。 レジン製ならではの作り込みにご期待ください!


なお、開発中サンプルを全日本ホビーショーにて展示いたします。

弊社ブースへぜひお立ち寄りください。

ストリートコースで大暴れのJ.アレジ

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中嶋悟も6位入賞

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アンヘドラルウイングが美しい019

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いずれもシャープな造形のノーズ

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ノーズとウイングの造形の違いが一目瞭然

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ラリーに勝つために生まれたこのマシンには様々なサイドストーリーがありますが、国際貿易の新ブランド『Rêve Collection」』ではこんなモデルに注目してみました。

それは、1973年に開催された『タルガフローリオ』に参戦した、プロトティーポと呼ばれるモデルです。

ストラトスはベルトーネが発表したコンセプトモデルのアイディアにチェーザレ・フィオリオが注目し、ラリー向けに開発を進めた車両ですが、実戦投入後に即戦力として活躍させるためにプロトタイプによる熟成作業を行う必要がありました。

1973年は実戦参加による開発を積極的に行った年で、この実戦でのブラッシュアップが市販直後の数々の勝利に結びついていくのです。

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今回モデル化するマシンは、トリノショーで発表されたプロトタイプと市販モデルの間に位置するボディシェイプに実戦的なカスタマイズが施されていることが特徴で、開発車両らしいスパルタンな雰囲気となっています。

むき出しのエアファンネルと実験的な形状のリアスポイラー

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ノーズ先端の造形は市販車とは大きく異なり、シャープな印象

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まだまだ開発途上ですが、全日本ホビーショーにてサンプルを展示いたします。

弊社ブースにてぜひご覧ください。

突然ですが、10月7日(一般公開は9、10日)より開催されます『全日本ホビーショー』にて新ブランドを発表させていただきます。


その名は、『Rêve Collection」

時代ごとに強く印象を残したレーシング(ラリー)カーをモデル化していくブランドとして新たに誕生します。


その第一弾としてリリースを予定していますのは、なんと、『ティレル P34』。

76年より実戦に投入されたP34、奇想天外な発想により出現した6輪のスタイルと、76年開催の日本GPの際にボディーに書かれていた『たいれる』の文字で多くの人々に強い印象が残ったのではないでしょうか。

P34は、大きく分けると基本スタイルの76年型と、カウルとカラーリングが大幅に変更された77年型の2モデルなのですが実は毎戦のように細かなモディファイが繰り返され、様々なバリエーションが存在します。


「なーんだ、P34かぁ」と思ったあなた! 『Reve Collection』は一味違いますよ!

今回、発表しますのは、75年発表時の『プレゼンテーション仕様』と、実戦投入後の『ドイツGP仕様』の2車種。 それぞれちょっと変わり者です。


『プレゼンテーション仕様』は、基本的なボディシェイプはその後の76年実戦モデルに繋がるデザインでありながら、背の高いインダクションポッドが印象的(76年シーズンにこのタイプは全面禁止となったためお蔵入りとなりましたが・・・)。 元祖6輪として抑えておきたいアイテムです。


当時の人々に強い衝撃を与えたデザイン

ケン・ティレル氏もお元気そうでした

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出来る限りリアルな再現をトライ中!

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インダクションポッドの高さが印象的です

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『ドイツGP仕様』はゼッケン3のJ.シェクター車のみコックピット左右の覗き窓が大きいことが特徴。

プレゼンテーションモデルでは設定されていなかったこの窓は、実戦投入後、走行中に直径の小さな前輪が目視することが出来ず、不安があるとのドライバーのコメントから追加されたものですが、ちょっと大きすぎではないかと思うぐらいドライバーが丸見えです。 また右側の窓はシフト操作時の『逃げ』のため、大きく膨らませてあるのも面白いところです。


中身丸見え!

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普通の窓はこのぐらいの大きさ

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シフト操作スペースの「逃げ」も再現してます

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いずれも予価7,300円(税抜き)。 まだまだ開発途中ですので、お届けできるまでもうしばらくお待ちいただくことになると思いますが、いいモノを作りますのでお楽しみに!

もちろん、ホビーショー会場にてサンプル展示を行います。ぜひとも現物をご確認ください(実は他にもまだまだ続くのですよ・・・開催日までに追ってご案内いたします)。

ちなみに・・・

このP34のことがもっと詳しく知りたくなった方は、ただいま発売中の『レーシングオン ティレル特集』を読むべし! 面白ネタ満載です。

もちろん、弊社商品の紹介も載ってますよ。


この表紙が目印

税込み1,500円にて絶賛発売中!

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