セミコロン

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア 専門家気取りたちが「セミコロン 」の項目を執筆しています。

セミコロン(英:semicolon、「;」)とは、文同士の区切りを明確にするための万能ディスコースマーカーであり、芸術の一端を担う記号である。QWERTYキーボードでは「L」の右隣、つまり「 」の位置にある。

概要[編集 ]

来歴[編集 ]

セミコロンは、もともとコロンとコンマのキメラとして世に誕生した。元来、コロンは後ろに具体例を示すために、コンマは文の切れ目や挿入の為に存在していた。そのような中で、時代を経るにつれて人々は語彙力を衰えさせ、表現にもどかしさを覚えるようになっていったため、ついにはコロンとコンマを合体させ、万能のディスコースマーカーとしてセミコロンを作り出したのであった。このたった一文字によって接続詞副詞(副詞句)、前置詞句などは一挙に取って代わられた。これらは存在意義を失いつつあるため、最後には参考書からその姿を消してしまうかもしれない。

キーボードでの位置[編集 ]

セミコロンは、キーボード中では「れ」の位置にある。この位置は極めて絶妙な位置で、右手の薬指のテリトリーの内の中段である。これはセミコロンの需要の高さを象徴した配置である。押しにくい位置にあるなぁ、と思うかもしれないが、このポジションはうっかり触ってしまうような位置でもあるのである意味理にかなっているのだ。一般人の裏をかく発想もまたセミコロンらしいと言えるのではないだろうか。

半角と全角[編集 ]

セミコロンには半角セミコロン全角セミコロンがあり、それぞれの用途に合わせて使い分けられている。例えば、後述するプログラミングでは半角セミコロンが、これまた後述する顔文字では全角セミコロンがよく使われる。

書き方[編集 ]

見本を以下に示す。あとは書き方の解説を読んでくれ。なお、横にある「う」と「は」は大きさなどの目安である。

;うは

一画目[編集 ]

まず、一画目は点を打つだけである。...と思ったら実は大間違い。ここには厳格な規則があるのだ。一画目の点はマスの上部、厳密には「う」の一画目の終点と二画目の始点との中間に打つ。さらに、大きさは漢字の「」の厚みと同じでなければならない。

二画目[編集 ]

二画目は、先程と同じ要領で点を打って最後にちょろっと尻尾を出すだけ...ではない。二画目はまず、「は」の三画目の結び目同じ高さに揃えて書き始める。そして、ここからが最大の難所、それすなわち尻尾である。失敗すると苦労が水の泡なので、慎重に取り組んでほしい。

尻尾の長さは、直線距離にしてドット1.3個分である。また、少しだけ弓なりにカーブを描かなければならない。指数関数の形に沿って書くと分かりやすいかもしれない。さらに綺麗なセミコロンを書くためには、尻尾の付け根も気にしてほしい。ドット部分との接点から引いた接線に沿うように(要は書き出しは直角に)書くと美しいセミコロンを描ける。

尻尾の太さは、ドットにして0.3個分くらいが黄金比と言われている。さらに、尻尾の先端付近ではその幅を徐々に細くしていく必要があるので、書き慣れていなければ難しい。

使用例[編集 ]

顔文字の一部としての用法[編集 ]

  • ヾ(゚д゚;)
    汗をイメージした用法。頬を伝う玉汗が二画目の尻尾とマッチングしていて美しい顔文字と言えるだろう。
  • ( ́;ω;`)
    涙がちょちょぎれている感じをイメージした用法。綺麗に書かないと涙には見えず、うまく感情が伝わらないので注意。

プログラミングでの用法[編集 ]

プログラミングでは、ほとんどの場合半角セミコロンが使われる。その役目はさすがに万能ではない(機械の最大の弱みとして、万能にしてしまうと馬鹿な機械どもがその意味を判別できなくなってしまうからである)。とはいえ、値の区切りという最も正当な使命を与えられている。

アンサイクロペディア内での用法[編集 ]

このサイトでは、アンサイクロペディアウィキとして稼働させているソフトウェア・MediaWikiにおける特有のwiki文法において特に頻繁にセミコロンが用いられる。主な役目は単語の定義を列挙するための「定義リスト」の形成である。コロンとコンビを組み、両者ともに文頭にて用いられる。この節のソース を見てもらえれば分かるだろう。

セミコロンが見出しとなる単語の部分を担当する一方で、
コロンがその解説の部分を担当する。
視覚的な効果としては、セミコロンを使った文章は太字になり、
コロンを使った文章はインデントが挿入される。但し、たまに文字を太くするためだけにセミコロンを使う人がいるが、こういう使い方は普通しないものであるということに留意されたい。なお、このように片親であるコロンと一緒に使われることはよくあるが、もう片方の親であるコンマとは殆ど絡みがないため、疎遠であることがうかがえる。

関連項目[編集 ]

https://ansaikuropedia.org/index.php?title=セミコロン&oldid=1729383」から取得