ウラン

ウラン(独: Uran, 英: uranium)とは、人類史上初めて核兵器として用いられ、原爆として広島に投下された核物質。非核三原則の「(核を)持たず、作らず、持ち込ませず」の対象となるはずだが、原子力発電の燃料として日本に普通に持ち込まれている。本当は核物質どころかアメリカの核兵器も持ち込ませてるけどね。人類を大量殺戮した過去を持つ一方でエネルギー分野では無くてはならない物質であり、まさに科学を象徴する存在となっている。

概要[編集 ]

地球に多く存在している元素で最も元素番号が大きい、いわゆる重い元素である。ウラン238がウランの99.274%を占め、核兵器や原子力発電に使えるウラン235は0.7204%と非常に少ない。また、化石燃料と同じく有限であるため、将来的に枯渇することが予想されているが、核戦争さえしなければ100年程度は余裕で持つと言われている。なお、核兵器としてはアメリカとロシアが大量に保有しているが、世界の埋蔵量の70%がオーストラリアにあり、核兵器の自給自足が出来ないように上手く分布していたりする。食料としても用いられるが、一般人はあまりの美味しさに体が耐えられず、人体に回復不可能なほどの損傷を与える。

用途[編集 ]

ウランは核燃料や核兵器としての用途がよく知られている。しかし、その他の軍事や学術研究の分野でも用いられている。

核物質としての利用

ウラン235は核分裂の連鎖反応を起こすため、核燃料や核兵器としての利用が可能である。なお、核燃料はウランの濃度が4%程度なのに対し、核兵器は99%以上であるうえ、国際原子力機関によって監視されているため、原子力発電の燃料を転用して核兵器を作ることは難しい。が、原子力発電を隠れ蓑にして核開発を行っている国はいくつか存在する。

金属としての利用

濃度が低く、使えないウランは劣化ウランと呼ばれ、重いため戦車の砲弾として用いられる。当然ながら兵士は被曝するが、戦争をしているのだから生きているだけましである。

食料としての利用

東側の国では食料としてよく用いられる。

ウランガラスとしての利用

ウランをガラスに入れると、綺麗に緑色に光る。ウランは約0.1%ほどしか入っていないので、人体への影響はあまりないらしい。第二次世界大戦後、兵器開発のために一時的に民間でのウランの使用が禁止されたため、今ではほとんど作られてない。

関連項目[編集 ]

• 劣化ウラン弾
• 超ウラン元素
• 広島
• リトルボーイ
• 原子力発電
• イエローケーキ

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• 科学関連のスタブ
• 元素
• 核兵器
• 原子力
• 放射性物質
• アクチノイド