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大切な家族の一員でした
私の実家には、20年前に私が連れてかえって、無理やり家族の一員にした猫がいました。
名前は「さちこ」といいます。
立派なオス猫です。
小さいときは耳と目が馬鹿でかくアンバランスな顔でしたが、大きくなるにつれてとても男前の猫になり、そして若い女の人が大好きな男の子でした。
「しっぽ、ぽんぽん」と歌うと、それにあわせて尻尾を振ったり、
習いたての私の下手くそなフルートの先に鼻を突っ込んで邪魔したり、
ピアノの上に乗って足で弾いたり、
ふすまをびりびりに破いたり、新しいものにはすぐおしっこをかけてマーキングをしたり、
でも、
外に出たいときは、遠くから私の方をじぃ〜っと見つめて、私が気が付くと、目で合図をしてドアまで私を誘導する賢さや、
私が帰ってくるのを遠くから足音で察知して、玄関で待っていてくれるかわいいところがあったり・・・。
そして、3年前家を出て独立したての頃、
私がいないことに気が付いて数日後、元気が無くなってしまい、母からの連絡ですぐに実家に戻ると、私がたまに帰ってくることがわかったのか、また元気になったのものの、それからは怖がっていた父にすっかりなついて、まるで家来にように父の側に控えていました。
その愛嬌たっぷりの猫、さっちゃんが、
今夜、永眠しました。
数日前から急に弱りきってしまったと母からの連絡を受け、今日夕方会いに行きました。
すっかり細くなって、目も見えていないようでした。
耳の近くで「さっちゃん〜」と呼んでみましたが、反応はありません。
なでられるのが好きだった、頭と鼻の上と顎をず〜っと触って、一緒に横になりながら、
手を撫でてました。
小さな頭を私の手でやさしく包み、少しでも楽になれるように祈りました。
その約1時間後、眠るように天国へ旅立ちました。
両親は、きっと私が来て安心したのだと、言ってくれました。
私が家を出てからは両親が世話をしてくれていたので、やっぱり寂しいね、と涙声。
お仏壇の祖父母に、優しく迎えてあげてね、とお願いしながらお線香を焚いて、
帰ってきました。
20年生きた猫。
えらく大往生だったと思います。
でも、もっと一緒にいたかったよ、さっちゃん。さみしいよ。
そして今まで、私たちと一緒にいてくれて、ありがとう。
あなたはとってもいい仲間でした。
名前は「さちこ」といいます。
立派なオス猫です。
小さいときは耳と目が馬鹿でかくアンバランスな顔でしたが、大きくなるにつれてとても男前の猫になり、そして若い女の人が大好きな男の子でした。
「しっぽ、ぽんぽん」と歌うと、それにあわせて尻尾を振ったり、
習いたての私の下手くそなフルートの先に鼻を突っ込んで邪魔したり、
ピアノの上に乗って足で弾いたり、
ふすまをびりびりに破いたり、新しいものにはすぐおしっこをかけてマーキングをしたり、
でも、
外に出たいときは、遠くから私の方をじぃ〜っと見つめて、私が気が付くと、目で合図をしてドアまで私を誘導する賢さや、
私が帰ってくるのを遠くから足音で察知して、玄関で待っていてくれるかわいいところがあったり・・・。
そして、3年前家を出て独立したての頃、
私がいないことに気が付いて数日後、元気が無くなってしまい、母からの連絡ですぐに実家に戻ると、私がたまに帰ってくることがわかったのか、また元気になったのものの、それからは怖がっていた父にすっかりなついて、まるで家来にように父の側に控えていました。
その愛嬌たっぷりの猫、さっちゃんが、
今夜、永眠しました。
数日前から急に弱りきってしまったと母からの連絡を受け、今日夕方会いに行きました。
すっかり細くなって、目も見えていないようでした。
耳の近くで「さっちゃん〜」と呼んでみましたが、反応はありません。
なでられるのが好きだった、頭と鼻の上と顎をず〜っと触って、一緒に横になりながら、
手を撫でてました。
小さな頭を私の手でやさしく包み、少しでも楽になれるように祈りました。
その約1時間後、眠るように天国へ旅立ちました。
両親は、きっと私が来て安心したのだと、言ってくれました。
私が家を出てからは両親が世話をしてくれていたので、やっぱり寂しいね、と涙声。
お仏壇の祖父母に、優しく迎えてあげてね、とお願いしながらお線香を焚いて、
帰ってきました。
20年生きた猫。
えらく大往生だったと思います。
でも、もっと一緒にいたかったよ、さっちゃん。さみしいよ。
そして今まで、私たちと一緒にいてくれて、ありがとう。
あなたはとってもいい仲間でした。
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