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35歳・錦織圭 6年ぶりツアー決勝進出!19歳相手の不調リタイアに困惑も「決勝に行けてうれしい」

[ 2025年1月4日 18:16 ]

男子テニスツアー 香港オープン ( 2025年1月4日 香港 )

錦織圭(AP)
Photo By AP

世界ランキング106位の錦織圭(35=ユニクロ)がシングルス準決勝で同50位の商竣程(シャン・ジュンチェン、19=中国)と対戦。第1セットの途中で相手がリタイアし、5日の決勝へ進出した。ツアーでの決勝進出は最後に優勝した19年1月のブリスベン国際以来6年ぶりで、同67位のアレクサンドル・ミュレ(27=フランス)と対戦する。

第1セットは立ち上がりからサービスエースが好調。互いにキープが続き第7ゲームを終え4―3となったところで、商竣程が錦織に笑顔で歩み寄ると、不調によるリタイアを宣言。錦織は驚きの表情を見せた。

商竣程はコート上で「昨日から発熱で調子が悪かった。申し訳ありません」と説明。錦織は「彼はいいプレーをしていたので何と言っていいのか...。全豪OPまでに回復することを願っている」と19歳をおもんぱかりながらも「ここ2年間はケガで思うようにプレーできなかったので、ツアーに戻ってこられてよかった。シーズン最初の試合で決勝に行けてうれしい」とコメントした。

昨年12月29日に35歳となり、ワイルドカード(主催者推薦)で今季初戦に臨んだ錦織は、1回戦で世界56位のデニス・シャポバロフ(25=カナダ)にストレート勝ち。2回戦で第3シードの同19位カレン・カチャノフ(28=ロシア)を逆転で破ると、準々決勝では同49位キャメロン・ノーリー(29=英国)をフルセットで撃破。ツアーでは21年8月のシティ・オープン以来、約3年5カ月ぶりの4強入りを果たしていた。

錦織は昨年3月のマイアミ・オープンで約8カ月ぶりにケガから復帰。同8月のナショナル・バンク・オープン、10月の木下グループ・ジャパンオープンで8強入りし、最終戦となった11月の下部大会HPPオープンでは約1年5カ月ぶりの公式戦優勝を飾った。既に世界ランク100位以内復帰が決まっており、12日開幕の全豪オープンにも4年ぶりに出場予定だ。

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