【高校ラグビー】国学院栃木完封でAシード校を撃破今大会3戦で許したトライは1つだけ

[ 2025年1月4日 04:15 ]

第104回全国高校ラグビー選手権準々決勝国学院栃木12-0石見智翠館 ( 2025年1月3日花園 )

全国高校ラグビー<国学院栃木・石見智翠館>後半、下境のトライに喜びを爆発させる国学院栃木フィフティーン(撮影・北條貴史)
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国学院栃木は、Aシード校を無失点に封じて3大会ぶりの準決勝進出を決めた。吉岡肇監督が「スター選手がいない僕たちはディフェンスのチーム」と強調するように、3回戦で95得点を挙げた石見智翠館の攻撃をはね返し続けた。7―0の後半17分にはFL下境洋(3年)がラックから持ち出して貴重なトライを奪い、「ディフェンスでは負けない自信があった」と胸を張った。

今大会3戦で許したトライは1つだけの鉄壁が光る。その分岐点は今回の相手との敗戦にあった。選抜大会とサニックスワールドユース交流大会で連敗し「何なら対抗できるか」と話し合った。その結論は「ディフェンスなら勝負できる」――。そうして堅守を築いてきた。

準決勝の相手は前回王者の桐蔭学園。初優勝に向けて「気持ちで上回れるか。諦めなければ勝てる」と自信を見せた。

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スポニチアネックス取材班