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バレー男子 ティリ新監督が表明「ロス五輪まで全ての国際大会で表彰台に立つ」

[ 2024年12月3日 04:45 ]

日本代表監督に就任するロラン・ティリ氏
Photo By スポニチ

バレーボール男子の日本代表監督に就任するロラン・ティリ氏(61)が2日、オンラインで記者会見し「ロサンゼルス五輪では表彰台を目指す。日本は既に高い技術があり、好成績を残している。私の監督経験を掛け合わせることで新たな力が生まれ、飛躍できる。ロス五輪までに行われる全ての国際大会で表彰台に立つ」と自信を見せた。

契約期間は28年秋に開催予定のアジア選手権まで。現在は大同生命SVリーグ男子の大阪Bで監督を務めるが、今季終了を待って退任し、来年から代表で指揮を執る。川合俊一会長(61)は「世界最高監督が日本のチームの監督をやっている。こんな都合のいい事があっていいのかっていうくらい奇跡。バンザーイって感じ」と終始笑顔だった。

現役時代はフランス代表アタッカーとして88年ソウル、92年バルセロナ五輪に出場。12年から同国代表監督を務め、21年東京五輪では金メダルに導いた。日本は今夏のパリ五輪で8強止まりとなったが、ティリ氏は全試合生観戦したという。五輪2連覇中の母国との違いを「一言で経験の差」と指摘した金メダル請負人。「データ的に2、3%の大事な場面で悪いアタックがあった」と勝負どころの戦い方を課題に挙げた。

◇ロラン・ティリ 1963年12月1日生まれ、アルジェリア出身の61歳。現役時代はカンヌなどに所属してアウトサイドヒッターとして活躍。フランス代表では407試合に出場し、91〜92年は主将を務めた。五輪は2大会に出場し88年ソウルで8強、92年バルセロナは11位。01年に現役引退した。同年から12年までカンヌで監督を務め、05、06年はチェコ代表監督を兼任。12年にフランス代表監督に就任し、16年リオ五輪は9位。21年東京五輪で金メダルに導いた。20年に大阪Bの監督に就任。身長1メートル93。

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