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"無課金"の理由は「いろいろな装備を付けるのは私のスタイルではない」無課金おじさんが来日

[ 2024年12月3日 21:20 ]

東京五輪以来の来日を果たし、クリスマスツリーの前で射撃のポーズを取るユスフ・ディケチ
Photo By スポニチ

今夏のパリ五輪射撃混合エアピストルで、シンプルな装備ながら銀メダルを獲得し、日本では「無課金おじさん」の愛称が付いて話題となったユスフ・ディケチ(51)が3日、羽田空港着のターキッシュ航空機で来日を果たした。今回の滞在は8日までで、強化指定選手の指導や大会に出場する予定となっている。

到着後、取材に応じたディケチ。日本で「無課金おじさん」と呼ばれていることを知っているかと問われると、「イエス、イエスイエス!」と回答。特別な装備なく競技を行う理由については、「いろいろな装備を付けるのは、私のスタイルではない。年齢を重ねているが、この眼鏡があれば十分だ」と説明した。

パリ五輪直後に英公共放送BBCのインタビューを受けた際には、「2028年のロサンゼルス大会では、私とパートナーが金メダルを獲得します」と宣言し、55歳で迎えるロサンゼルス五輪での金メダル獲得を目指していることを明かしたディケチ。この日は「ロスを区切りに、自分の選手生活を続けたい」と話し、次の五輪を競技生活の集大成にする考えを明かした。

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