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【バレー五輪予選】日本・石川祐希 3連勝も冷静「3セット目は全員の勝利」状態は「まだまだ上がります」

[ 2023年10月6日 21:13 ]

バレーボール・パリ五輪予選男子東京大会兼W杯第5日 日本3―0セルビア ( 2023年10月6日 東京・国立代々木競技場 )

<日本・セルビア>第2セット、得点が決まり喜ぶ石川(右)と高橋藍(撮影・小海途 良幹)
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3勝1敗で4位の日本は、9位のセルビアを3―0のストレートで下し、3連勝を飾った。この試合の結果、5戦連勝の米国に続くパリ五輪出場権圏内の2位へ浮上。第1セットを25―17でもぎ取り、第2セットも25―14で連取。第3セットも25―22と接戦を制し大会4勝目を挙げた。早ければ、7日のスロベニア戦の結果次第で五輪切符をつかむ可能性が出てきた。

第3セット、一時はリードを奪われた。2位浮上にはストレート勝利が必要だった。石川祐希(27)の気迫のプレーで勢いを取り戻し逆転でストレート勝利をつかみ取った。

石川は「チームメートに助けられた。3セット目はチーム全員の勝利。今ほんとにいい状態。あす、あさってといい状態でバレーができると思っている」と冷静に試合を振り返った。

続けて「(状態は)まだまだ上がります。スロベニアも力ある相手だと思う。点数、セット気にせずに絶対に勝って次につなげたい」と7日の試合に向けて早くも気持ちを切り替えていた。

▽日本の7日五輪出場権獲得条件 日本が3―0で勝ち5勝目を挙げて勝ち点15とすることが最低条件。セルビアが米国戦で敗れれば3勝止まり。フルセット勝利で4勝目を挙げても勝ち点が11までしか伸びないため勝ち点で、3―1勝利なら勝ち点も並ぶがセット率で、セルビアは最終日に勝利しても日本に追いつけない。一方、スロベニアは最終日に5勝で勝ち点15とし日本と並ぶ可能性は残るが、セット率で日本に及ばないため、日本の2位以上が決まる。

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