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【バレー五輪予選】日本・西田「僕は散々でしたね」苦笑いも「気持ちだけは世界一だと思っている」

[ 2023年10月6日 21:06 ]

バレーボール・パリ五輪予選男子東京大会兼W杯第5日 日本3―0セルビア ( 2023年10月6日 東京・国立代々木競技場 )

<日本・セルビア>第2セット、サービスエースを決め雄叫びを上げる石川(撮影・小海途 良幹)
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3勝1敗で4位の日本は、9位のセルビアを3―0のストレートで下し、3連勝を飾った。この試合の結果、5戦連勝の米国に続くパリ五輪出場権圏内の2位へ浮上。第1セットを25―17でもぎ取り、第2セットも25―14で連取。第3セットも25―22と接戦を制し大会4勝目を挙げた。早ければ、7日のスロベニア戦の結果次第で五輪切符をつかむ可能性が出てきた。

第3セットも逆転で奪った日本。勢いづけたのは西田有志(23)だった。それでも、試合後には「今日は僕は散々でしたね。足首はひねるわ、顔に当たるわ」と苦笑い。「でも、気持ちだけは世界一だと思っているんで、自分のこと。絶対負けないっす」と気持ちの勝利を強調した。

最短で7日にも五輪切符が決まる。「もっともっと良くなると思っている。自分に厳しくやっていくので応援よろしくお願いします。チームに支えてもらったし、自分も支えるためにやるべきことをやった。どういうふうな展開になろうと、チーム全員で勝つ」と一戦必勝を誓った。

▽日本の7日五輪出場権獲得条件 日本が3―0で勝ち5勝目を挙げて勝ち点15とすることが最低条件。セルビアが米国戦で敗れれば3勝止まり。フルセット勝利で4勝目を挙げても勝ち点が11までしか伸びないため勝ち点で、3―1勝利なら勝ち点も並ぶがセット率で、セルビアは最終日に勝利しても日本に追いつけない。一方、スロベニアは最終日に5勝で勝ち点15とし日本と並ぶ可能性は残るが、セット率で日本に及ばないため、日本の2位以上が決まる。

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