稲田氏資金還流の仕組み「知らなかった」自民党派閥裏金事件、政倫審で弁明

[ 2024年12月18日 04:50 ]

自民党派閥裏金事件を踏まえた衆院政治倫理審査会で答弁する稲田元防衛相=17日午後(代表撮影)
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自民党派閥裏金事件を踏まえた衆院政治倫理審査会が17日開かれ、稲田朋美元防衛相(福井1区)ら衆院議員4人が出席し、弁明した。

同派で政治資金パーティー券販売ノルマ超過分を還流する仕組みがあったことに関し、いずれも「知らなかった」と釈明。資金管理は秘書らに任せていたとし、還流の経緯や実態の解明には結び付かなかった。

稲田氏は、資金還流の仕組みを「知らなかった」と強調。2022年5月に当時会長だった安倍晋三元首相から還流を中止すると個別に伝えられ、初めて存在を認識したと述べた。政治資金収支報告書への不記載については「多くの議員は安倍派幹部の決めたことに従っただけだという意識がある」と訴えた。

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スポニチアネックス取材班