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キム・スミさん、生前の日記「私は嘆願する、私を殺す全てのことについて」を出版

[ 2024年12月15日 20:00 ]

写真=マイデイリー DB
キム・スミさんの日記が出版される。

「私は嘆願する。私を殺す全てのことについて」は、韓国の女優であり、文章を書くことが好きだったキム・スミさんの日常が盛り込まれた日記をまとめて出版した本だ。30代の若かった1983年から2024年まで、生前に書かれた日記の中から、核心的な内容だけで構成された。

写真=出版社「勇敢なカササギ」
1983年から2024年まで書き続けた彼女の日記は、1980年代から1990年代を経て、今の時代まで幅広く反映し、一人の女性の辛い一生と悩みを見せている。簡単ではなかった女優の人生を送りながらも、家長として家族を守るために絶えず努力し、生を渇望していた長い日記は、今まで人々に見せてきた姿とは異なる、人間キム・スミ、女優キム・スミに対する新たな一面と努力を示している。

少女のような姿を持ちながら、同時に家長として生活の責任をとるために見せていた強い姿まで、彼女は今の私たちに何を話したかったのだろうか。

写真=INUREエンターテインメント
これに対し、出版社は「毎日早朝に日記を開いてペンを取った彼女の率直な考えが、全て表現されるように修正は最小限にし、日記の中の内容を減らしたり削除せずに、そのまままとめた」とし、「日記の他にも、作家が作成した短いコラムの原稿、短編文を該当年度と一緒に構成し、メディアに一度も露出されなかった放送界をそのまま載せ、人間キム・スミを見せようとした」と伝えた。

朝顔が特に好きで、野花、草花が好きだったキム・スミさんは、女優であると同時に母親であり妻であり嫁であった。今とは社会の雰囲気が大きく異なっていた1980年代に、かつて女優として頭角を現しながら成功した彼女は、天の星になる直前まで人の世話をするのが好きで、おいしい食べ物を周りに分け合いながら喜びを分かち合い、幸せを感じていた。

日記には、女性として少女らしく美しい姿が含まれているのはもちろん、一世を風靡し、一生を人々から愛された女優としての姿、演技に対して苦悩し、渇望していた瞬間がそのまま含まれている。いつも豊かな生活を送っていたわけではなかったため、時には生活に苦しんだり、時には演技を仕事としてしなければならない時もあったが、それでも彼女の人生は充実していた。

経済的な困難に直面した瞬間にも、彼女は常に動揺せず、家族だけを見て演技だけに邁進した。日記の中には、このようなキム・スミさんの人生に対する哲学と価値観がそのまま盛り込まれている。家庭を守り、自分の夢を叶えるために毎瞬間、責任感のある真剣な態度で生きてきた女性の一生であり、女優の記録が盛り込まれた彼女の日記は、私たちに人生の価値について考えさせる。

出版社は「自分の日記を本として出版し、苦しんでいる人々と青少年に自分の哲学とメッセージを伝えようとしたキム・スミさんの意を受け、一冊の本にまとめて出版する」と付け加えた。





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