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水原一平被告 判決言い渡しが10月から12月に変更へ 米記者「検察側もそれを承認」

[ 2024年9月23日 10:42 ]

水原一平被告(ロイター)
Photo By スポニチ

ドジャース・大谷翔平投手(30)の元通訳で、銀行詐欺のなど罪で起訴されて有罪を認めた水原一平被告(39)について、判決の言い渡し期日が10月25日(日本時間26日)から12月20日(同21日)に延期される見通しだと「最も影響力のある法曹界のジャーナリスト」として知られるメーガン・カニフ記者が自身のXに投稿した。

カニフ記者は自身のXに「大谷翔平選手の元通訳は、10月は史上最高のMLB選手から窃盗を働いた罪で判決を受けるには理想的な月ではないことに気づいたようだ。水原一平は審問を12月20日に延期することを望んでおり、検察側もそれを承認している」と投稿した。カニフ氏が添付した文書によると、「この延期は量刑の立場と裏付けとなる文書を準備するためにさらなる時間を必要としている水原被告と弁護人の要請によるものである」「ギャンブル(依存症)に関して彼の評価を行い、判決前に裁判所が検討するための報告書を作成する司法精神医学者を探している」などと延期を求めた理由が記されている。

水原被告は6月4日、米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷し、有罪答弁を行った。5月14日の罪状認否では手続き上の理由から形式的に無罪を主張していたが、この日は銀行詐欺、虚偽の納税申告の罪をすべて認めた。有罪答弁を受け、判決の言い渡し期日が10月25日(同26日)に決まった。

MLBは水原被告の有罪答弁後、この件に関する捜査を終了すると発表。その上で「公表された連邦捜査の徹底性、MLBが収集した情報、そして刑事訴訟で争われることなく解決したことに基づき、MLBは大谷翔平選手を詐欺の被害者とみなし、この件は終結した」と声明を出していた。

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