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広瀬九段、JT杯で4強進出!丸山九段に千日手指し直しの末、勝利 王将リーグにも3期ぶり参戦

[ 2024年9月14日 20:04 ]

広瀬章人九段
Photo By スポニチ

将棋のJT杯熊本大会は14日、熊本県益城町のグランメッセ熊本で広瀬章人九段(37)と丸山忠久九段(54)が対局し、千日手指し直しの末に広瀬が159手で勝利した。

千日手局は振り駒の結果、丸山が先手になり、戦型は角換わり腰掛け銀に進んだ。46手目、腰掛けた銀同士による交換が起き、広瀬がその銀を8筋の飛先の歩のさらに前、丸山の歩の前へ打ち込んで突破を狙った。これに丸山が銀を2段目に控えて打ったため、同一局面が4度現れる千日手が成立。先後を入れ替えて広瀬先手で指し直した。

指し直し局は後手丸山の得意戦法、一手損角換わりへ進行した。銀矢倉に組んだ広瀬王に対して丸山王は中住まいを選択。その後、左右からの挟み撃ちに遭った広瀬が劣勢に陥ったが130手目、広瀬馬の利きをさえぎった天王山への丸山の桂打ちが誤算だったようだ。

広瀬馬によって食いちぎられ、丸山桂の利きがなくなった王の頭へさらに広瀬が銀を放った。丸山の入王の望みを絶って、形勢をひっくり返した。
広瀬は次戦11月2日の準決勝・東海大会で、藤井聡太王将(22)=7冠=と佐々木大地七段(29)の勝者と対戦する。24日に開幕する、ALSOK杯第74期王将戦挑戦者決定リーグ(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)にも3期ぶりに参戦する。

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