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東大准教授・斎藤幸平氏 総裁選は自民党の「広報活動」と指摘「自浄作用がない中でトップだけ替えても」

[ 2024年8月21日 19:30 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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東京大学准教授で経済思想・社会思想が専門の斎藤幸平氏(37)が19日、TBS「news23」(月〜木曜後11・00、金曜後11・58)にリモート出演し、9月の自民党総裁選についてコメントした。

小林鷹之前経済安全保障担当相(49)が党総裁選への立候補を正式表明したこを受け、番組では小林氏の派閥裏金事件についてのコメントを紹介。会見で「検察当局が調べる中で不起訴処分になっている。自民党が調査するのも一定の限界がある。新事実が出れば党としての調査を考える」などと話したことを取り上げた。

ジャーナリストの星浩氏は「勢いのいいことを言った割には他人事になっている。多くの国民の疑問は裏金が何に使われたか。脱税じゃないのか、それから抜本的な政治改革ができているかっていうことなんですけど、それに対してはほとんど答えていない」とバッサリ。

斎藤氏も「小林議員は"コバホーク"と呼ばれたりして若くはあるが、星さんもおっしゃられたように裏金の問題にしっかり取り組もうという気も映らないし、旧統一教会との関係もあったりして。そういう人が今回総裁選に出る中で急に党の改革を言い出して、私は今だけなんじゃないかなと疑ってしまう」と小林氏について私見を述べる。

続けて「党全体に自浄作用がない中でトップだけを替えても仕方がないのに、こういう風な形で連日マスメディアを利用して自民党が広報活動を行うみたいな状態になっているのは大変遺憾だと思う」と話していた。

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