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パックン パリ五輪の性別騒動に私見「現状のルールにのっとっている」「文句あるなら今後議論を」

[ 2024年8月6日 18:30 ]

パックンこと、パトリック・ハーラン
Photo By スポニチ

お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(53)が6日、フジテレビ系「Live News イット!」(月〜金曜後3・45)にスペシャルキャスターとして生出演し、パリ五輪で物議を呼んでいるボクシング選手の性別騒動について私見を語った。

女子66キロ級のイマネ・ヘリフ(アルジェリア)と57キロ級のリン・ユーチン(台湾)はともに、昨年の世界選手権で行われた性別適格検査で不合格に。しかし、今回のパリ五輪では資格を与えられて出場している。ヘリフが1日の今大会初戦で対戦したアンジェラ・カリニ(イタリア)が開始46秒で棄権したことを機に、性別をめぐり賛否両論が巻き起こった。ヘリフ、ユーチンともその後、勝ち進んでおり、メダル獲得を確実にしている。

世界選手権を管轄する国際ボクシング協会(IBA)によると、昨年の大会での不合格の理由は、性染色体によるものだという。IOCは今回、16年リオデジャネイロ五輪と前回東京五輪で使われた資格ルールを適用しており、そこに性別検査は含まれていない。

2人の出場をめぐっては、世界中でさまざまな意見が出ている。トランプ前米大統領は「男性を女性スポーツから締め出す」とし、28年のロサンゼルス五輪には「出場させない」と持論を展開している。

騒動について、パックンはまず「トランプ氏に関してはこの間、"カマラ・ハリスはもともと黒人じゃなかった"と勝手な主張、無責任な発言ばっかりなので、無視していいと思う」と、トランプ氏の発言を一蹴した。

その後、「ヘリフ選手は現状のルールにのっとって正々堂々と戦っているわけです。後から言うのはスポーツマンシップに欠けている」と、現状の五輪の出場ルールに違反はしていないと主張。「もし文句があるなら、制度を変えて、今後どうするか、そっちに議論を集中していただきたいと思います」と、今後の検討課題にすべきだと訴えた。

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