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テレ朝「耳の穴かっぽじって聞け!」演出語る(4) 初の地上波番組の演出に「テレビでやるからこそ」

[ 2024年6月20日 07:00 ]

2人のトークを軸に番組演出が練られていく
Photo By 提供写真

テレビ朝日の音声バラエティー「耳の穴かっぽじって聞け!」(火曜深夜2・34)は、とろサーモンの久保田かずのぶ(44)とウエストランドの井口浩之(41)が芸人やタレントが文章につづった本音を基にトークを繰り広げていく。

同局のYouTubeやABEMAの番組に携わってきた岩﨑海十氏が、初めて地上波番組で演出を担う番組。ネット畑にいた経験から、熱量の高いトークがネット受けするということは常々実感してきたが「今や芸人さん2人のトークは本人たちのYouTubeなどで実現しちゃう。テレビでやるからこそ」と考えを巡らせた。

絶大な信頼を寄せる久保田・井口のトークに掛け合わせる要素を考えた時、「普通に3人目を呼んでトークする内容ならば、ネットでできる」と立ち止まった。そこで企画の発想段階で思い浮かんでいた「文章」を3人目(ゲスト)に書いてもらうことにした。「この手間をかけて、文章を通した熱量の高い本音を引き出すことがテレビでやる意味だと思う」と力強く語った。

番組尺が20分という特性も利用。「文章だけをずっと見せる画面、変わりのない部分はチャレンジでした。30分枠なら成立しなかったと思います」と。初のテレビ演出で創意工夫を凝らしている。(続く)

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