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藤岡康太騎手が死去 業界衝撃...競馬担当アナら悲痛「ショックで言葉が出ない」「子供の話を楽しそうに...」

[ 2024年4月11日 10:36 ]

藤岡康太騎手

JRAは11日、藤岡康太騎手が死去したと発表した。35歳。同騎手は6日の阪神7Rで落馬、頭部と胸部を負傷していた。

ラジオNIKKEIなどで競馬中継を担当している小塚歩アナウンサーは、訃報を受け「ショックで言葉が出てこない」と投稿。「藤岡康太騎手のご冥福をお祈り申し上げます」と悲しみを吐露した。

同じくラジオNIKKEIの競馬中継担当の山本直アナウンサーは「レース後のコメントは勝敗を問わず、真摯で、少し間を開けながら目を見て離す。マカヒキの京都大賞典には、本当に驚かされました」と、藤岡騎手の人柄をしのんだ。「藤岡康太騎手の訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます」と追悼の意を表した。

「BSイレブン競馬中継」でアシスタントを務める宮島咲良アナウンサーも「藤岡康太騎手 今年は番組の年男特集に出てくれてお子さんの話をする時とても嬉しそうで 去年のリボン賞、コパノハンプトンの神騎乗で私の大逆転ミラクルを起こしてくれた時、スタジオでは『康太!差せ!差せー!!』の大合唱でした。全人馬無事がいかに奇跡の上か。康太騎手、これからも大好きです」と記した。

ニッポン放送や競馬の専門チャンネルである「グリーンチャンネル」を担当する清水久嗣アナウンサーも「在りし日のお姿を偲び悲しみに絶えません。ご冥福をお祈りいたします」と追悼。「しかし競馬は続きます この事実を、そして輝かしい活躍をお伝えする覚悟を一層新たにします」と決意を新たにしていた。

「グリーンチャンネル」大澤幹朗アナウンサーも「辛すぎて受け入れられません」と言葉少なに結んだ。

兄で騎手の佑介は10日午前、康太騎手の状態について「まだ意識が戻っていない状態で、本人の頑張りに期待するしかないというところで、僕ら家族も見守っている状態です。ファンの方もたくさん心配されている方がいらっしゃると思うので、何とか帰ってこられるように願ってあげてほしいと思います」とコメントしていたが、10日午後7時49分に帰らぬ人となった。

藤岡康太騎手は07年にデビューし、同年3月3日の中京1Rで初騎乗初勝利。09年NHKマイルCのジョーカプチーノでG1初勝利を挙げ、昨年はG1・マイルCSをナミュールで制した。通算803勝。父の健一は調教師。

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