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金子恵美氏 石川県の"万博予算"1000万円に「県民感情に応えるには、効果を説明する努力が必要」

[ 2024年2月21日 12:06 ]

金子恵美氏
Photo By 提供写真

元衆院議員の金子恵美氏(45)が21日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。石川県の"万博予算"1000万円について言及した。

石川県は、15日に発表した令和6年度予算案に「大阪・関西万博を見据えた国際文化交流の推進」の予算として1000万円を計上した。

この予算について、日本維新の会の顧問を務めている石川県の馳浩知事は、会見で「馬場(伸幸)代表をはじめ、松井(一郎)さん、吉村(洋文)知事、また橋下(徹)さんと古い友人でございます。私は意思決定に参加しない顧問という立場ですので、ご理解いただければと思います」と説明した。石川県の担当者は、万博を見据えた国際交流プログラムの費用として、友好交流協定を結んでいる韓国の都市に石川県の文化団体を派遣する費用だとしているという。

番組では、いまだ能登半島地震の生活再建の道半ばの県民の「第一に石川県の知事なので石川県民を第一に考えてほしい」「万博も大事かも分かりませんけれども、もっと先に延ばせるでしょう」という声を放送した。

金子氏は、この1000万円の万博関連予算について「まず今やるかどうかというタイミングというところで言えば、今やるかどうかというのは、トップ、首長の考え次第でいかようにでもできると私は思うんですよね」と自身の見解を述べた。

「今回の被害の大きかった能登半島以外の石川県全体、県政全体でみた時には一定の効果があるという判断をしたのかも知れないんですが、説明の部分だと思う。毎年、交流してきたプログラムであるからということだけでは、なかなか今年もどうしても拠出するという理由には正直なっていないし、そこは説明不足であると思う。こういうプログラムをすべてカットして復興に充ててほしいという県民の声がある。その県民感情に応えるには、こういうプログラムが効果があるものだという面をしっかりと説明する努力が必要だと思います」と話した。

馳氏は、馳氏は、昨年11月に、都内の会合で講演した際、2013年に開催が決定した東京五輪の招致活動で、開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し、内閣官房報償費(機密費)を用いて贈答品を渡したと発言して問題になった。また、今年1月には、政治資金パーティー事件を巡り、自民党衆院議員時代に所属していた安倍派から5年間で計819万円のキックバック(還流)を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったと明らかにして「収支報告書には記載しなくていいと聞いており、それに従ったとのことだった。私の監督不行き届きだ」と陳謝している。

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