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同期芸人が明かす「M-1新審査員」海原ともこの凄さ ユウキロック「ただのヤンキーなんですよ」

[ 2023年12月23日 17:58 ]

ユウキロック(本人のツイッター@yuukirock0416より)

お笑い芸人で、構成作家も務めるユウキロック(51)が23日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。24日決勝の「M-1」で初めて審査員を務める漫才師・海原ともこの知られざる「実力」について語った。

ユウキロックと海原ともこは芸歴上の同期。中川家や陣内智則とNSC11期でしのぎを削ったユウキロックと違い、ともこと妹のやすよは、中田ボタンに師事して芸を学ぶ昔ながらのスタイルで芸人生活をスタートさせた。

ユウキロックによると、彼らが若手の頃は、養成所出身の芸人が劇場でも幅を利かせ、「師弟組」との交流はあまりなかったという。唯一の接点が、年末の恒例番組となっているMBS「オールザッツ漫才」。ユウキロックは初めて2人の漫才を見た印象を「(今と違って)ポップな感じのネタをやってて、内容はちょっと下品やったんですよ。(客の好みや流行に)寄せてるなって思って」と強い印象はなかったことを明かした。

彼女たちが「変身」するのは、その直後だ。現在につながる正統派の「しゃべくり漫才」へスタイルを変更すると、往年の名漫才師、海原小浜を祖母、海原かけるを父に持つ「DNA」が開花。若手の登竜門と言われる1995年の「ABCお笑い新人グランプリ」で最優秀新人賞を獲得し、懐疑的な見方をしていた周囲や、養成所組を力で沈黙させた。

「この後、すごいのは、そこで養成所出身の芸人と、お弟子さん出身の芸人の壁が壊れるんですよ。そこから関係なく、仲良くなるような状態になったんです。今のように吉本の芸人が師匠も含めて、全体的に仲のいい状態になった、きっかけとなったんが、僕の印象では、やすよともこやと思うんです」

その後、上方漫才大賞を2度受賞するなど、女流漫才師の頂点を極めた2人。「全部を(漫才の)力だけで変えてきて。ここまふさわしい人はいたかな、というくらい、審査員にふさわしい人」とユウキロックは太鼓判を押したうえで、「どんな審査するのかホントに楽しみで。まあ、褒めすぎたから簡単に言うと、ただのヤンキーなんですよ、ともこ姉ちゃんは」と最後に「らしく」落としていた。

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