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のん"第2の故郷"岩手の聖火ランナー辞退「ぎりぎりまで悩みました」「決断は簡単なことではありません」

[ 2021年6月4日 17:05 ]

女優・のん
Photo By スポニチ

女優・のん(27)が今月16〜18日に岩手県内で行われる東京五輪の聖火リレーのランナーを辞退したと4日、自身の公式サイトで発表した。初日に久慈市内を走る予定だった。岩手県を舞台にした2013年前期のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインを務めたのんにとって"第2の故郷"。「この決断は簡単なことではありませんでした」と明かした。

新型コロナウイルス蔓延や各地の緊急事態宣言延長などの状況を省み、久慈市役所と協議し、のん本人とも話し合いを重ねた結果、辞退を決めた。

のんは「岩手県久慈市の聖火リレーに参加し、岩手のみなさま、日本全国のみなさまと元気を分かち合いたいと考えておりました。しかし、ここ最近の新型コロナウィルス変異株の拡大により、わたしの住む東京都や各地での緊急事態宣言延長を鑑み、考え抜き、久慈市役所の方とも相談の末、参加を辞退させていただく決断をいたしました」と報告。

「第二の故郷である岩手県に於いて、わたしが走ることで少しでもみなさんと この困難を和らげられるのではと、ぎりぎりまで考え悩みましたが、今は私が岩手に行くことで、みなさんに不安とご心配をおかけしてしまうとしたら、それは私の本意ではありません。現在も大変な調整を続けてくださっている久慈市のみなさま、私が走ることを楽しみにしてくださっていたみなさま、本当に申し訳ございません。大好きな久慈市で走ることを本当に楽しみにしていたので、この決断は簡単なことではありませんでした」。苦渋の決断だと明かした。

「どうぞご理解ください。コロナが収まって、みなさまと喜びをわかちあえる日に、必ず久慈市におじゃましたいと思います。久慈市で聖火ランナーを務められる皆さんの安全と成功を心より願っております」と結んだ。

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