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窪塚洋介 20年前に山崎努から受けた助言を明かす「今すぐ仕事を1回辞めろ、山にでも行け」

[ 2020年9月17日 16:24 ]

窪塚洋介
Photo By スポニチ

俳優、窪塚洋介(41)が16日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1・00)に出演。日本を代表する俳優、山崎努(83)から「お前は今すぐ仕事を1回辞めろ」と助言された過去を打ち明けた。

映画「GO」(2001年公開、行定勲監督)で当時、史上最年少で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した窪塚。今回の番組でトークを展開した映画監督・堤幸彦氏(64)から「『GO』の時のケンカのシーンとかすごいやんか」と、作品の中で山崎と展開した場面について振られると、「あれは山崎さんの、努さんの怒りというか、指示があったんですよ」と告白した。

山崎の言葉は「本気で殴ってこい」だった。戸惑ったという窪塚は「殴れないじゃないですか、でも手加減したら怒られるし」と回顧。堤氏は作品の中でベテランと若手が「化学反応」を起こすケースがあるとし、その期待を込めての山崎の言葉だったと分析、「気にもしてない俳優には言わないと思う。それを言わしめるあなたの存在感」とコメントした。

窪塚はその後の展開も説明した。「山崎さんに『お前は今すぐ仕事を1回辞めろ』って言われたんですよ、終わった後に」と明かし、「それで『山にでも行ってこい』って」と続けた。

「GO」のあとに映画「凶気の桜」(02年公開、薗田賢次監督)で俳優、原田芳雄さん(11年死去、享年71)と共演した。原田さんには「とにかく多作しろ」とアドバイスされた。

「全く逆じゃないですか、今1回辞めろっていうのと、とにかく出れるだけで出ろっていうことを山崎努さんと原田芳雄さんに言われて」と声を大にした窪塚。それでも「もしかしたら同じことを言っているのかもしれない」と考えたそうで、「要は、自分を見ろみたいな、自分を知れみたいな」。

いずれも自己分析することの大切さを説いていると、とらえたという。このエピソードに堤氏は「そんなこと言わないだろ普通、若い役者に」と重ねていた。

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