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クルーズ船隔離策 官房長官&厚労相「区域管理しっかり」も乗客は「ぐちゃぐちゃ」「チェックしてない」

[ 2020年2月20日 18:34 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

20日放送のフジテレビ「直撃LIVE グッディ!」(月〜金曜後1・45)は、新型コロナウイルスの感染が広がったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の隔離対策について特集した。

隔離対策を巡っては、「ダイヤモンド...」に一時乗船した神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授が動画で、クルーズ船内はウイルスに汚染されたレッドゾーンと安全なグリーンゾーンが分けられておらず本部の中に防護服を着替える場所があり、専門家も常駐させないなど「ものすごい悲惨な状態」などと指摘。岩田教授について、菅官房長官は「災害派遣医療チームのメンバーとして活動するということで船内に入っていただいたが、それを離れて別の形で動かれることは適正ではないということで下船をお願いした。船内の管理は感染管理の専門家が常駐しており、ゾーニングも行っていたと聞いている」と発言。加藤厚労相も「現地の職員によれば、区域管理もしっかり行われている」とした。

番組では、乗客の50代女性の「陽性の方と同室の方も(部屋の)外に出ちゃってると。これは出ちゃいけないことになってますし、デッキなんてチェックしてないから出ようと思えばいつでも出れちゃうわけですよ。そういう人が自己管理の中で出ちゃっているわけだから、これ感染して当然ですよね。恐ろしいですよね」との発言を紹介。また、20日に下船した65歳男性の話として「私もグリーンゾーン、レッドゾーンというのは思います。もうぐちゃぐちゃですね。クルーの皆さんが感染してないのかなということは思いました」「もうちょっとすみ分けをきちっとした方がより安心だったかなとは思います」、63歳男性の「隔離されて数日間はスタッフの方もマスクしていませんでした」というコメントも放送した。

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