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尾上菊之助 負傷は「左肘一部の亀裂骨折」も「大事に至らず」公演中止謝罪&復帰報告「風の谷のナウシカ」

[ 2019年12月8日 22:10 ]

9月に新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」製作発表に出席した尾上菊之助
Photo By スポニチ

主演を務める歌舞伎俳優の尾上菊之助(42)が8日昼の部(午前11時開演)で負傷し、同日夜の部(午後4時30分開演)が中止になった新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」(東京・新橋演舞場)について、松竹は9日昼の部・夜の部(昼夜通し上演)から菊之助が復帰し、公演を再開すると公式サイトで発表した。菊之助のケガは「左肘一部の亀裂骨折」だったが「ケガの具合は幸い、大事には至っておらず」と一夜で復帰を果たす。

負傷したのは三幕目の終盤。菊之助演じる主人公ナウシカが、巨大な鳥のキャラクター・トリウマに乗って花道からはけていく場面だったが、トリウマがつまずき、乗っていた菊之助が花道に落下。そのままはけたが、演技を再開できなかった。病院で診断の結果、左肘の一部を亀裂骨折したと発表した。

この日夜、菊之助は松竹を通じてコメントを発表。「まずは本日の夜の部を楽しみにご来場してくださったお客様には、急きょ公演中止になってしまい、大変も申し訳ございませんでした」と謝罪した上で「ケガの具合は幸い、大事には至っておらず、お医者様をはじめとした皆様と慎重にご相談させていただいた結果、明日より舞台に復帰させていただけることになりました」と復帰を報告した。

「この後も、出演者、スタッフ一丸となって、より良い舞台となるよう、千秋楽まで全力で取り組んで参りますので、引き続き、ご声援のほど、何卒よろしくお願いいたします」と誓った。

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