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吉本新喜劇、60周年国内ツアー千秋楽 小籔"闇営業問題"の影響「ない」も「写真は...」

[ 2019年9月8日 23:50 ]

「吉本新喜劇ワールドツアー〜60周年それがどうした!〜」の国内ツアーを大阪・なんばグランド花月で打ち上げた(左から)小籔千豊、川畑泰史、酒井藍、すっちー
Photo By スポニチ

創立60周年を記念し47都道府県93公演を敢行した「吉本新喜劇ワールドツアー〜60周年それがどうした!〜」の国内ツアーが8日、本拠地の大阪・なんばグランド花月(NGK)でファイナルを迎え計13万人を動員した。

この日は川畑泰史(52)、すっちー(47)、小籔千豊(45)、酒井藍(32)の4座長がそろい踏み。カーテンコールで小籔は「この節目に座員でおらしてもらって幸せだと思っています。先人のおかげです」とあいさつすると、大きな拍手がわき起こった。

終演後には取材会が行われ、小籔は「新喜劇に入りたてのころ、会社の偉いさんに"新喜劇は箱根の山は越えられへん"って言われながら、意地になっていたころの事とか、いろんなことが頭をよぎった」と感慨深げ。さらに「(故・中山)美保姉さん、竜じい(故・井上竜夫さん)とも回りたかったですね...。って川畑さん、何もいい事言うてないんで、それ川畑さんが言うたことにしましょうか」と、しんみりしたと思えば笑いを誘い場を和ませた。

6月に発覚した"闇営業問題"で吉本興業に激震が走ったが、その間もツアーを行ってきた新喜劇。小籔はその影響を問われ「一切ございませんでした」と振り返ったが「ただ、写真を撮ることを断るようになってしまいましたね。"えー?"って言われると少しつらい」と寂しそうな表情を浮かべた。

今後の目標は2つ。小籔は「今がスタートライン。新喜劇の台本を英語にして、日本人でない方にお届けしたい。あとは70周年を盛り上げてくれる若手が出てくること」と気勢を上げたが、隣ですっちーが「この小籔さんを黙らせる若手をみつけ出します」と笑わせた。

同公演は11月3日のシンガポール公演を皮切りに中国、マレーシア、インドネシアと回り12月15日、タイ公演まで海外ツアーを行う。

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