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蝶野正洋 仲間の死で実感した命の尊さ...救急活動取り組む「初動10分は大切」

[ 2019年9月8日 16:41 ]

救急の日を前に、イベント「親子で学ぶAED講座」と、自身が企画した著書「防災減災119」の販売撮影会に登場した蝶野正洋
Photo By スポニチ

プロレスラーでタレントの蝶野正洋(55)が8日、埼玉県内で行われた防災イベント「親子で学ぶAED講座」と、自身が企画発案した著書「防災減災119」(主婦の友社刊)の記念撮影会に登場した。

リングデビューから35周年を迎える蝶野。「黒のカリスマ」と呼ばれ、悪役としてその名をとどろかせた。現在、社会活動に力を入れている理由ついて、蝶野は「共にリング上で戦ってきた仲間の死」が影響していることについて触れ「人が倒れてから初動までの10分間は大切。その間に我々ができることはないのか。それを教えるのが自分の仕事だと思う」と語った。

イベントで来場客と一緒にAED講習を受けた蝶野は「AEDは心電図のスーパーコンピューターのようなもの。とっさの時にAEDで人を救える人が増えれば、住みよい街になると思う」と話しつつ、家族のことを思い出したのか「でも妻は防災にそれほど関心が強くない。僕が倒れたときに助けてくれるかな...」と笑わせる場面もあった。

イベントの最後に蝶野は「女性の来場者が多いショッピングモールなどで、どんどん講習をやって、AEDを使える女性を増やしたい」と呼びかけた。

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