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長谷川博己主演 来年大河「麒麟がくる」新キャストに片岡愛之助、檀れい 秀吉役は佐々木蔵之介

[ 2019年6月17日 11:04 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」新キャスト発表会に登壇した(前列左から)吉田鋼太郎、木村文乃、長谷川博己、檀れい、南果歩(後列左から)真島秀和、谷原章介、滝藤賢一、佐々木蔵之介、片岡愛之助、村田雄浩、徳重聡
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NHKは17日、主演の長谷川博己(42)が戦国武将・明智光秀を演じる2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」(来年1月スタート、日曜後8・00)の新キャストを発表。片岡愛之助(47)、木村文乃(31)、佐々木蔵之介(51)らの出演が決まった。片岡は今川義元役、木村は光秀の正室・煕子役、佐々木は藤吉郎(秀吉)を演じる。

片岡と主演の長谷川は今年3月まで放送していた連続テレビ小説「まんぷく」に続く共演。片岡は「長谷川さんとは『まんぷく』でご一緒させていただいて、一緒にお芝居できたらいいよねって話をしていた。今川義元は白塗りをして蹴鞠をしているイメージがある。今回の義元は今までとは違った役。強かった戦国武将を全面的に描き出したいということで、楽しみにしています」と意気込み。信長の母・土田御前役の檀れい(47)は「織田信長の母でありながら、弟の信勝をかわいがった冷たい母です。信長の心に少しでも暗い影を落すことになりますが、精一杯努めたい」と前を向いた。

木村は光秀の正室である煕子を演じる。長谷川とは2度目の共演。制作統括の落合将氏は「ふんわりとした癒し系の女性として出てくる。木村さんの透明感が煕子に合っているでのは」と説明。木村も「戦国時代をたくましく生きる人に寄り添って、ホッと一息できるような温かい人でいられたら」と笑顔を浮かべた。

光秀の生涯のライバル・藤吉郎(のちの秀吉)役の佐々木は「大河は13年ぶり。舞台で光秀を演じたことがあって、好きだなと思っていて、(オファーに)嬉しかったんですけど、昨日、大河で秀吉の役を演じた方を調べると、もう先輩方がたくさんいて、歯が痛くなりました。朝はちょっと腫れていた。前回の会見で(長谷川は)光秀は死なないとおっしゃっていたんですけど、そうはいくまいと思っています」と笑わせた。

新キャストを迎えた長谷川は「撮影も3週目に入り、白熱しています。休みに入ると起きられません。とにかく素晴らしいキャストの方に集まっていただき、なじみの深い俳優さんもいますし、共演が初めての方もいて、すごく楽しみです。戦国時代は泥がかかったり、血のりがあったり、大変ですが、夫婦円満でラーメンを作っていた時代が懐かしい。このチームで一眼となってやっていきたい。大変ですけど、凄く現場は楽しいです」と力を込めた。 今回の会見では、片岡、木村、檀、佐々木のほか、深芳野役の南果歩(55)、稲葉義道役の村田雄浩(59)、藤田伝吾役の徳重聡(40)、足利義明役の滝藤賢一(42)、三淵藤英役の谷原章介(46)、細川藤孝役の真島秀和(42)、松永秀久役の吉田鋼太郎(60)が発表された。この日は同作の語りを歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)を発表されたほか、女流書家の中塚翠涛氏(39)が手掛ける題字もお披露目された。

「麒麟がくる」は大河ドラマ59作目。29作目「太平記」を手掛けた池端俊策氏(73)のオリジナル脚本で、大河としては初めて智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた半生に光を当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」であった時代から始まり、丹念にそれぞれの誕生を描く。

同作はすでにクランクインしており、これまでに光秀が京で出会う娘・駒役の門脇麦(26)、三河出身の農民・菊丸役の岡村隆史(48)、叔父・光安役の西村まさ彦(58)、光秀の主君・斎藤道三役の本木雅弘(53)、その娘・帰蝶役の沢尻エリカ(33)、織田信長役の染谷将太(26)、織田信秀役の高橋克典(54)、医師・望月東庵役の堺正章(72)、斎藤義龍役の伊藤英明(43)らの出演が発表されていた。

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