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輪島氏の孫・磯谷大心が初のタイトル戦判定勝ち デビュー戦勝利の弟・広太に続いた

[ 2024年12月10日 22:10 ]

プロボクシング日本ユース・ウエルター級王座決定戦8回戦 磯谷大心《しろまる判定くろまる》加藤大河 ( 2024年12月10日 東京・後楽園ホール )

判定勝ちで、日本ユース王者に輝いた磯谷大
Photo By スポニチ

元世界スーパーウエルター級王者・輪島功一氏(81)の孫、磯谷大心(23=輪島功一スポーツ)が初のタイトル挑戦で2―0判定勝ち。日本ユース・ウエルター級新王者に輝いた。

相手の打ち終わりを狙いながら試合を進め、4回終了時の途中採点ではジャッジ2者が磯谷を支持。7回にはワンツーを被弾し、ピンチを迎えるも何とか競り勝った。

勝利後、リング上でユースベルトを腰に巻くと「素直にベルト取れたことはうれしい。初めてのベルトは腰に巻くと決めていた。それが実行できてよかった」と笑みを広げた。4回には前戦で痛めた左拳の痛みが再発するも執念で乗り切った。

この日、三男の広太(17=同)もデビュー戦で2―0の判定勝ち。技術の差を見せながら、被弾する場面もあり「危ない試合だっったので、俺が見本を見せてやる」と兄として貫禄を示すつもりだった。

ただ奇しくも弟と同じ結果となり「同じ感じになっちゃいましたね」と苦笑い。それでも「兄弟で勝てたことはうれしい」と話し、痛めた拳を完治させてから次戦に臨む意向を明かした。

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