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阪神・村上 "守備特化"の新スパイクで球団生え抜き投手初GG賞つかむ!「獲ってみたいのはある」

[ 2025年1月16日 05:15 ]

ノックを受ける阪神・村上(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

阪神・村上が、静岡県沼津市の県営愛鷹(あしたか)球場で自主トレを行い、球団の生え抜き投手では初のゴールデングラブ賞獲得へ意欲を示した。この日は、用具提供契約を結んでいるアシックス社のプロモーション撮影に参加し、今季使用する守備に特化した新スパイクも着用。頼もしい"相棒"とともにタイトルをつかむ。

「めちゃめちゃ足にフィットして、軽いっていうのが一番感じて。蹴り出す時に歯が(地面に)かんで切り出しやすかった」
内野ノックで青柳らとボールを追った右腕は前後左右に振られても、力強く"1歩目"を踏み出していた。「投手も投げた瞬間に野手になる。バントされたら捕りにいかないといけないし、ベースカバーも1歩目が遅れたらセーフになる。1歩目が切り出しやすかったのは良い商品(スパイク)だなと」

高校時代から昨年まで同一モデルだったスパイクの変更を検討中で、アシックス社から提案を受けた新モデルを試し履きした。同社の担当者が「360度、全方向の初速に特化した」と説明したように速く、力強い踏み出しが可能。一塁ベースカバーなど"あと一歩"でセーフになった場面もあり「(新スパイクは)投げてからの1歩目が切りやすかった」と好感触を得た。

目指すはチームでは19年の西勇以来2人目で、生え抜き投手では初のゴールデングラブ賞。「獲ってみたいのはある。狙える時があれば狙いたい」と宣言した。「守備が良いのはメリット。(相手が)バントする方だったら(慎重に)狙わないといけない。プレッシャーになると思う」。今季の背番号41は"あと一歩"に泣かない。 (遠藤 礼)

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