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ジャイアンツと契約のバーランダー「サイ・ヤング賞を受賞した頃に戻れる」 45歳まで現役続行の計画

[ 2025年1月14日 09:31 ]

バーランダー(AP)
Photo By AP

ジャイアンツと1年1500万ドルの契約を結んだベテラン右腕ジャスティン・バーランダー(41)が記者会見を行い、活躍に向けての揺るぎない自信を口にした。サンフランシスコの複数のメディアが報じている。

「もし自分が素晴らしい投球ができないと思っていたら、ここには戻ってきていない。昨年の経験や今年に向けての準備を踏まえれば、サイ・ヤング賞を受賞した頃の自分に戻れると心から信じています」

24年はケガに苦しんだ。肩の故障で開幕を負傷者リスト(IL)で迎え、その後、首のケガでシーズン中に約2か月間を欠場。最終的にポストシーズンのロースターからは外れた。シーズンは17先発で5勝6敗、防御率5.48、WHIP1.38という不本意な成績で終えた。

しかしバーランダーは22年にサイ・ヤング賞を受賞してからまだ2シーズンしか経っていない。22年は175イニングを投げ、18勝4敗、防御率1・75、WHIP0・83だった。バーランダーは「まだこのゲームへの情熱を持っている」と言う。

45歳までプレーを続ける計画だという。ただし気になるのは直球の速度の低下。30代後半でも平均95マイル(約152.9キロ)を維持していたが、23年には94.3マイル、24年には93.5マイルに下がっている。

バーランダーの引退後は殿堂入りが確実視されている。現役選手の中で最多勝利(262勝)、最多奪三振(3416)、最多投球回数(3415回2/3)など、多くの部門でトップ。さらにMVP1度、サイ・ヤング賞3度、2度の最優秀防御率タイトル、9回のオールスター出場、そして2つのワールドシリーズリングが含まれる。本人が言うように45歳までプレーできれば、300勝の大台も越えられるだろう。

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