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DeNA・度会 10キロ増量で3割30発への体に フリー打撃で柵越え連発「パワーがついてきている」

[ 2025年1月14日 05:30 ]

フリー打撃で快音を響かせる度会 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

プロ2年目を迎えたDeNA・度会が、川崎市の古巣・ENEOSグラウンドで自主トレを公開した。フリー打撃では力強い柵越えを連発し、リーグ優勝へ3割30本塁打20盗塁を今季目標に掲げた。

「ウエート(トレ)をしながら食べる量を増やして体を大きくするのが、12月からのテーマ。目に見えて大きくなっているし、パワーがついてきている」

昨年は疲労から体重が75キロまで落ちる時期もあった。セ・リーグ新人史上初の開幕戦から2戦連発など、華々しいデビューを飾りながら、途中で息切れ。反省と長打力アップを求め取り組んだ体づくりで、体重84〜85キロと約10キロ増に成功した。

成果はフリー打撃で如実に表れ、柵越えを連発した。打席で、この日のテーマ「イン・サイド・アウト!」と叫びながら力のある打球を飛ばした。特に意識するのは逆方向への打撃で「去年は引っ張った長打が多かった。逆方向へのホームランも打てる準備をしたい」と強調。最後は左中間へ放り込み「これが入るんだっていう打球もあって、いい打撃練習ができた」と確かな手応えを口にした。

2年目へ向け「目標は高く、首位打者とホームランも30本打てるように」と言った。元ヤクルトの父・博文氏を通して譲り受けたヤクルト・山田のバットを試合で使うこともあり、トリプルスリー3度の山田にあやかって?と問われると「30盗塁はまだ遠いなと思うけど、3割30本を目指す中で20盗塁くらいはしたい」と続けた。

今オフは中学の野球仲間のサポートで自主トレを続けている。感謝を胸に「"今年はやりきった"と思えるくらい走り切りたい」。筒香、梶原、関根、蝦名らとの激しい外野争いへ、力強く走り出した。(秋村 誠人)

≪藤浪とランニング「ためになる話を」≫度会は親交のあるイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)とはショートメールを交わしているという。「本当にいろんな言葉を頂いて。お会いできる時があれば、いろんなことを聞きたい」と目を輝かせた。また、同じグラウンドで練習する藤浪(メッツ3AからFA)とは一緒にランニングなどしており「いろいろな経験をしたお話だったり、自分のためになるお話をしていただいた」と貴重な助言に感謝した。

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