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阪神・才木&佐藤輝 来季はお立ち台での共演を増やす「投げる試合は全て2人で立ちたい」 今季は2回

[ 2024年12月28日 05:15 ]

サンテレビ「熱血!タイガース党」に出演した阪神の佐藤輝(左)と才木(撮影・北條 貴史)
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阪神の才木と佐藤輝が、試合中も試合後も主役を張る。サンテレビの「熱血!タイガース党」にそろって生出演した1998年度生まれの2人が、お立ち台での共演回数を増やすことを来季の目標に掲げた。

才木が「一緒に(お立ち台に)上がれたらいいと思いますし、僕も助けてもらっている印象がある。強欲にもっと、投げる試合は全て2人で立ちたい」と力強く発言すれば、佐藤輝も「見てて頼もしかった。勝てるように2人で頑張ります。もちろん、できるだけ多く」と呼応した。この日はスタジオで息の合ったやり取りを披露したが、来季は球場でもかけ合いを名物にするつもりだ。

才木は今季13勝3敗、防御率1・83と飛躍のシーズン。佐藤輝も好不調の波はありながら16本塁打をマークし、入団4年で計84本塁打と活躍を続ける。それでも2人がお立ち台に一緒に立ったのが今季2回と、意外にも少ない。4月21日の中日戦で才木が7回無失点、6回に佐藤輝が3ランを放ち、7回降雨コールドで勝利したのが1度目。8月31日の巨人戦で才木が6回2失点で勝利投手になり、佐藤輝が6回に逆転3ランを放って、木浪と3人で立ったのが2度目だ。

「チームの中心になっていきたい気持ちはあります。真ん中くらいの年齢に来ているので、投打でしっかり引っ張っていく存在になれれば」(才木)

「もちろん覚えてますよ。(4月はどしゃ降りで)中(室内)でやったやつね。同級生の活躍は本当に頼もしい」(佐藤輝)

ともに兵庫県生まれの同学年のチーム勝ち頭と主砲。ともに将来的なメジャー挑戦を視野に入れるなど向上心も人一倍だ。2025年もタイガースの黄金世代が投打で引っ張る。 (畑野 理之)

しろまる...才木と佐藤輝は「熱血!タイガース党 年末もサンテレビサイコーSP」で共演。サンタの衣装で番組を盛り上げ、「将来監督になりそうな選手は?」と質問された場面では、そろって坂本の名前を挙げた。今オフ、イベントに引っ張りだこの2人も今回が"仕事納め"。来季の目標として才木は「180投球回」(今季は167回2/3)、佐藤輝は30本塁打(同16本塁打)を掲げた。岡田前監督の独占インタビューも放送され、2人は神妙な面持ちで聞き入っていた。

しろまる...ともに契約更改で将来的なメジャー挑戦の希望を明かした才木と佐藤輝は、「アスリートとして間違っていない」とその向上心に理解を示した藤川監督の言葉に、それぞれの思いを口にした。佐藤輝は「そういうふうに言っていただいて、ありがたい」と感謝。一方で才木は「監督にああいう発言をさせてしまったのは申し訳ないと思っている」と複雑な心境を口にした。

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