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【菅野智之と一問一答2】巨人と同じオレンジのチームカラーに「縁を感じました。凄くうれしい」

[ 2024年12月20日 10:00 ]

オンラインで記者会見し、米大リーグのオリオールズの帽子を手にする菅野智之
Photo By 共同

巨人から海外FA権を行使し、オリオールズと年俸1300万ドル(約20億円)の1年契約で合意した菅野智之投手(35)が19日(日本時間20日)、オンラインで入団会見に臨み、意気込みを語った。

オリオールズを意識したオレンジ色のネクタイ、スーツ姿で会見に臨んだ菅野の一問一答は以下の通り。

――今年スプリットとクイックなどを改良された。新しい技術をメジャーでどういうふうに生かしていけるか?
「クイックに関してはそこまで変えてないと思うんですけど、スプリットに関しては本当に野球人生で一番操れていたと思いますし、落ちる原理がわかった。今回メジャーリーグに挑戦する上においてすごく武器になるなっていうのはシーズン中から思っていました」

――決断が予想されているより早かった。
「もう本当に素晴らしい、交渉もそうですし、素晴らしいチームからオファーをいただいたので、その時点で僕は素晴らしいプロセスだなっていうふうに感じた。それで契約することに決めました」

――オリオールズの去年とか一昨年のプレーオフは見たか?チームの印象は?
「はい、見ました。やっぱり若手中心とした素晴らしい勢いのあるチームというか、センターラインがすごくしっかりしてるなっていう印象があります」

――メジャーへの気持ちは常に持ち続けていたのか?
「もう常にその気持ちは持ってました。去年のオフシーズンに本気でやらなきゃいけないなっていう思うタイミングがあって、そこでしっかり成績を残した上で、もう1回メジャーリーグに挑戦する。これも1つの目標においてできました」

――単年契約。もうちょっと時間をかけたら複数年契約のオファーもあったかと思うが?
「もう素晴らしいチームから素晴らしいオファーを僕はもらったと思ってるので、すごく満足しています。この1年頑張って、それもまたモチベーションできると思う。とにかく1年で勝負をするっていうところです」

――ネクタイはオレンジ色。
「そうです。オレンジ色の鳥のマークが入ったネクタイです」

――ジャイアンツもオレンジだった。
「そういうのも縁を感じました。凄くうれしいです」

――上原浩治氏もオリオールズからメジャーのキャリアをスタートさせた。
「上原さんからもすぐ契約が決まった時に連絡をいただいて、"何でもわかんないことあったら聞いてね"って言ってもらえた。次に行くのは多分3月とかになると思いますけど、街のことであったりとか、 チームは上原さんの時とだいぶ変わってると思うので、ちょっとわからない部分あると思うんですけど、メジャーリーグの大先輩なのでいろいろ教えてもらいたいと思っています」

――メジャーで成し遂げたいことは?
「ワールドチャンピオンを狙えるチームに入った。日本では日本一になれなかったのでワールドチャンピオンになれるようにやっていきたいです」

――個人としては?
「数字的なものはまだ経験していないのでわからないですけど、とにかく1年間ローテーションで回れるように。そうすれば自ずと結果はついてくると思うので、そういう働きをしたいです」

――環境が変わってルーティンが変わると思うが、1番気にしている部分は?
「僕はもう何も不安だったり心配ごとはなくて、こっちでやってきた12年間の経験っていうものは確実に生きると思う。どんな環境でも適応する覚悟で今回アメリカに来てるので、特にその場になってみないとわからないですけど、いろんな部分で順応していければなっていうふう思っています」

――原辰徳んから何か言葉は?
「決まって報道が出る前に電話をしたんですけど、すごく喜んでいました。"頑張ってこいよ"って背中を押ししてもらえたので成長した姿を見せたいと思います」

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