[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

【菅野智之と一問一答1】「ラッチマンとバッテリーを組むのが今から楽しみ」本拠は「凄く雰囲気ある」

[ 2024年12月20日 09:55 ]

オンラインで記者会見し、米大リーグのオリオールズの帽子を手にする菅野智之
Photo By 共同

巨人から海外FA権を行使し、オリオールズと年俸1300万ドル(約20億円)の1年契約で合意した菅野智之投手(35)が19日(日本時間20日)、オンラインで入団会見に臨み、意気込みを語った。

オリオールズを意識したオレンジ色のネクタイ、スーツ姿で会見に臨んだ菅野の一問一答は以下の通り。

――オリオールズの決め手は?
「本当にプレーオフ、ワールドシリーズを勝ちたいという熱意が伝わってきましたし、純粋にそこで投げてみたいなという気持ちで決断しました」

――ボルティモアの街について?
「月曜日に行きましたけど、本当に素晴らしい街。チャールストンというレストランに行って凄くおいしかった。夏にソフトシェルが凄くおいしいということで、今から行くのをを楽しみにしています。」

――オリオールズは今まで日本人も少ないし、街も日本人コミュニティーがあまりないが。
「そこは全くない。野球で勝負していくんだという強い気持ちしかないので、そこは全然考えていないです」

――NPBで10年経験してどうしてこのタイミングでメジャー挑戦だったのか?
「2020年はポスティングシステムでコロナもありましたし、その時とは違うもの。今年は今年で勝負していくんだと最初からシーズンを迎えていた。2020年とは全く別物のプロセスです」

――佐々木朗希とのつながりは?
「しゃべったこともないので全くわからないです」

――日本での成功を置いてアメリカにくるという決断は?
「難しくない決断でしたし、この舞台に立つのが夢だった。ある程度日本ではやれたと思うので、今回の決断は難しくなかったです」

――WBCの経験がメジャー挑戦のきっかけに?
「自分の夢だったメジャーリーグで投げるということに関して、2017年にドジャースタジアムで投げることができてその夢が明確になった。心から投げたいと思った。WBCはそういう大会でした」

――メジャーで対戦したい選手は?
「誰と対戦したいというよりも、オリオールズには素晴らしいキャッチャーのラッチマンがいるので、彼とバッテリーを組むのが今から楽しみです」

――自身のピッチングスタイルについてどういうふうに考えているか?今のピッチングスタイルはどうアメリカで通用するか?
「1つめは100マイルを投げられるわけじゃないし、物凄い変化球があるわけではない。コントロールやコンビネーションはアメリカでも勝負していける自信がある。何かスタイルを変えるわけではなく、今持っているものでどこまで通用するかをまずは試してみたい」

――オリオールズからピッチングの話をされたと思うが、その詳細を教えてください。
「まずは自分のコマンドについて、いろんな球種についてどれだけリスクがあるかもそうですし、今まで投げていなかった球種を、投げていなかったコースに投げるというもの。ストライクゾーンの違いについても話をさせてもらった。Zoomの時間だったのでそこまで話ができなかったが、もっと詰めて話せばもっといいものになると思う」

――球場に行く機会は?
「中には入ってないですけど、外からは見ることができた。外からだけですけど、凄く雰囲気のある球場だなと思いました」

――オフに外野手を2人獲得してレフトのフェンスを狭くしたのは知っているか?
「知っていました。僕はゴロをたくさん打たせるピッチャーなので、狭くなったのでよりそういう意識を強く持って投げられると思うので、プラスに考えたいです」

――ア・リーグ東地区は歴史あるヤンキースとレッドソックスと勝負できることは?
「素晴らしいリーグに入れたと思う。歴史あるジャイアンツ(巨人)という球団でプレーさせてもらっていたので、そういう巡り合わせもよかったんじゃないかと思います」

――球団を選ぶ上での決め手は?
「やっぱり1番熱意を感じましたし、素晴らしいピッチングスタッフも揃っていました。キャッチャーもメジャー屈指のキャッチャーっていうことで、シンプルにそういう強いチャンピオンシップを狙えるチームと 契約したいなっていう気持ちでした」

――背番号は?
「まだ決まってないです」

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年12月20日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /