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阪神・佐藤輝、背中の張り訴え個別ノック途中離脱 逆シングルで捕球後に異変

[ 2022年11月20日 05:15 ]

特守を途中で切り上げ、平田ヘッド(右)に事情を説明し引き揚げる佐藤輝(撮影・椎名 航)
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阪神・佐藤輝が内野の個別ノック中に背中の張りを訴えて離脱した。三塁線の打球を逆シングルでさばいたあとに異変が起きたようで、歩いてノッカーを務めた馬場内野守備走塁コーチのそばへ行き、二言、三言話し、ベンチへ下がった。トレーナーとともに、他の選手が守っている脇を抜け、ノックを切り上げた。

練習後、「大丈夫です」とはっきり答えた。しかし、本来の状態ではないことは明白。ランチ特打は152スイングで15柵越え。その後の特打で84スイングで14柵越えとやや盛り返したとはいえ、「(ファンに)見てもらっているんで、しっかり頑張らないといけないというのはある」という言葉が空回り気味だ。今季、チームで唯一全試合に先発出場し、日本代表の強化試合にも参加した疲労が、体をむしばんでいる可能性がある。

とはいえ、疲れがあるのは佐藤輝だけではない。岡田監督は「まだトレーナーから報告を受けていない」と前置きした上で、「一緒にノックを受けていても、みんなあんなに元気に受けてんのに」と残念がった。(倉世古 洋平)

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