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ロッテ・中村奨、4年総額10億円規模の大型契約 条件面の詳細公表控えるも 来季3年目の主将続投

[ 2022年11月20日 04:44 ]

来季から4年契約を結んだロッテ中村奨吾
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今季に国内フリーエージェント(FA)権を取得したロッテ・中村奨がZOZOマリンで契約更改交渉を行い、権利を行使せず4年の大型契約を結んだ。すでに残留は表明していたが、複数回の交渉を行い「必要な選手、一緒に優勝目指してほしいと言っていただいた」と松本尚樹球団本部長の熱い言葉が決め手だったと明かした。

吉井新監督に報告の連絡を入れると「来年も頼むぞ!」と来季3年目となる主将の続投も決まった。球団との話し合いでは本拠地の構造上、西日が強いことなども訴えた。条件面の詳細は「選手会全体で年俸公表に関して、12月5日の選手会総会で議論しますので、公表は控えさせていただきます」としたが、今季1億1000万円から2億円程度まで上がり、4年総額で10億円規模と推定される。

4月のコロナ感染で5年連続の全試合出場は逃したが今季も正二塁手として138試合に出場。打率・257、12本塁打、68打点を残した。色紙に記した言葉は「こだわる」。もちろん、こだわるのはチームの「優勝」だ。(横市 勇)

≪年俸の取り扱い 12月議論の方針≫プロ野球選手の年俸の取り扱いについてプロ野球選手会の森忠仁事務局長は本紙の取材に「これまでも選手から疑問の声が上がっていた。どういうメリット、デメリットがあるのか、取り扱いについて議論していくことになる」と説明。12月の選手会定期大会で議論し、ある程度の方向性を出すことになりそうだ。これまで慣例的に公表されてきた年俸。その金額がプロを目指す少年たちに夢を与えるという見方がある一方、選手側から個人情報の開示という点で問題視する声もある。

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