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ブレーブス、22年ぶりWS進出 V弾ロサリオ 打率・560、3発9打点で文句なしシリーズMVP

[ 2021年10月25日 02:30 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 ブレーブス4-2ドジャース ( 2021年10月23日 アトランタ )

シリーズのMVPトロフィーをかかげるブレーブスのロサリオ(AP)
Photo By AP

ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第6戦が23日(日本時間24日)に行われ、ブレーブスがドジャースに4―2で勝利。4勝2敗で99年以来22年ぶり18度目のリーグ優勝を決め、ワールドシリーズ(WS)進出を決めた。同点の4回に決勝3ランを放ったエディ・ロサリオ外野手(30)が今シリーズのMVPに輝いた。

主役は最後まで1番ロサリオだった。同点の4回2死二、三塁。相手先発ビューラーの内角球を右翼席へ運んだ。同一シリーズ14安打は松井秀喜らに並ぶメジャータイ記録。打率.560、3本塁打、9打点でシリーズMVPに選ばれ「誰が何と言おうと獲れると信じていた」と胸を張った。

投打がかみ合った。7回は2点差に迫られ、なお無死二、三塁で登板した左腕マツェクが圧巻の3者連続奪三振。続く8回も続投して抑えた。ブライアン・スニトカー監督も「MVPを分割できるなら、彼にも与えたい」とうなる快投だった。

90年代にはWSに5度出場するなど、マダックス、グラビン、スモルツの3本柱を中心に黄金時代を築いた。その後は低迷したが、18年から地区4連覇で名門復活の兆し。生え抜きの主砲フリーマンは「95敗した6年前から、ここまで来られるなんて」と感動を表現し、7月にインディアンスから途中加入したロサリオは「ワールドシリーズを制覇したい」と、力強く語った。

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