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巨人、借金CS 原政権下06年以来の負け越しで全日程終了

[ 2021年10月25日 05:30 ]

セ・リーグ 巨人4―6ヤクルト ( 2021年10月24日 神宮 )

<ヤ・巨>今季最終戦を終えファンにあいさつする原監督(右)ら巨人ナイン(撮影・光山 貴大)
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巨人は今季最終戦に敗れ、61勝62敗20引き分けの3位でシーズンを終えた。原政権下では06年以来15年ぶり2度目の負け越しで、球団としては18年以来の負け越しでのCS進出。原監督は「ペナントレースに関しては(CSが)終わってから反省する。こういう成績になったのは原因がある」と語った。

CSは初戦の菅野以外の先発投手は未定。第2戦が期待される戸郷は3回まで完全投球も、4回にセットポジションで崩れ6失点で降板した。自身初の2桁10勝を逃した右腕に指揮官は「セットポジションになって、もろくもビッグイニングをつくられる。生きた練習をしているのか」と苦言を呈した。

前日、原監督が来季続投要請を内諾したことを球団が発表。球団史上最長の通算16年目に突入するが「一年一年、積み重ねたのが16年ということでしかない。(会社員のように)定年退職まで仕事ができるなんて思っていない」と指揮官。まずは球団初の下克上での日本シリーズ進出へ、全力を尽くす。(神田 佑)

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