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日本ハム・渡辺 67日ぶり1軍で復活の左前打 勇退する栗山監督「最後は一緒にやって終わりたかった」

[ 2021年10月25日 13:38 ]

パ・リーグ ロッテ3―2日本ハム ( 2021年10月24日 ZOZOマリン )

<ロ・日23>9回1死一、二塁、高浜の中前打で生還した二走・渡辺はナインの出迎えに笑顔(撮影・沢田 明徳)
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日本ハム・渡辺が67日ぶりに1軍で試合復帰した。ロッテ戦の7回の三塁守備から途中出場。9回の打席では守護神・益田から左前打を放ち、2得点につなげた。本来の二塁ではなく、18年以来3年ぶりの三塁守備に「少し緊張した。(二塁と)景色が違った」と振り返った。

今季は打撃不振で8月に2軍落ち。9月には右太腿裏肉離れで離脱も経験した。今季限りで勇退する栗山監督は、渡辺に将来の中軸として期待するからこそ「最後は一緒にやって終わりたかった。伝えたいこともあった」と最終盤での1軍昇格を決めた。

「成績が思ったように伸びなくて本当に悩む期間があった。自分を見つめ直す時間が増えた。これをいい時間にできたら」と渡辺。指揮官に恩返しするためにも、二塁の定位置を奪い返す。(東尾 洋樹)

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