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ここまで11勝の巨人・高橋 プロ最短、1回もたず4失点KO チームは9連敗中、自身は3連敗中

[ 2021年10月16日 14:39 ]

セ・リーグ 巨人―広島 ( 2021年10月16日 東京D )

<巨・広25>初回無死、宇草の打球を見上げる高橋 (撮影・森沢裕)
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巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)が今季カード最終戦となった広島戦(東京D)に中5日で先発登板。リーグトップタイに返り咲く12勝目を目指したが、2球目を宇草に先頭打者アーチされるなど6安打4失点でプロ最短の2/3回KOされ、9月23日の広島戦(マツダ)以来4試合23日ぶりとなる勝利はならなかった。

3試合連続で3失点して5回までに降板、3連敗中の高橋だったが、この日は1回もたなかった。初回、1番・宇草に1ボールから投げた2球目、真ん中付近の143キロ直球を右中間スタンド中段に運ばれる先頭打者弾を被弾。2番・小園は低めの142キロ直球で見逃し三振に仕留めたが、3番・西川、4番・鈴木誠にはともにスライダーを連打され、一、二塁のピンチを招いた。早くもブルペンでリリーフ陣が準備を始める中、坂倉は右飛に打ち取り2死一、三塁としたが、6番・菊池涼には左翼フェンス直撃の適時二塁打を打たれて2失点目。ここで桑田投手チーフコーチ補佐がマウンドに向かってひと呼吸入れたが、7番・林に中前2点適時打され、4失点。8番・石原に6安打目となる右前打を許して2死一、二塁とすると、原監督がベンチを出て2番手左腕・戸根への投手交代を告げた。なお、戸根は相手先発投手の9番・森下を二ゴロに仕留めてこのピンチを切り抜けている。

高橋の投球内容は2/3で打者8人に対して34球を投げ、6安打4失点。1三振を奪い、四死球はなかった。

高橋は9月23日の広島戦(マツダ)で打線の援護にも恵まれて6回3安打無失点と好投し、8月29日の中日戦(バンテリンD)以来25日ぶりとなるリーグ単独トップの今季11勝目。だが、9月29日の中日戦(バンテリンD)は5回4安打3失点(自責1)、10月5日のヤクルト戦(神宮)は4回途中6安打3失点、10日の広島戦(マツダ)は5回途中6安打3失点で降板して3連敗を喫していた。

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