Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

ほかの胃薬へのリンクはページ下部にあります。

むさしのFM、今回のゲストは。

2019年2月2日(土)

吉祥寺のコミュニティFM「むさしのFM」に毎月第一日曜日、荻窪ルースターの出演者がゲスト出演する番組があります。

次回は明日、2月3日(日)、13時30分から30分。

「吉祥寺サンデーカフェ」内の「ミュージックウェーブ」というコーナーです。

今月のゲストは?

セロンカプリスの風間水希さん。

「セロンカプリスとは?」

はい。

ザ・ピーナッツをはじめとする昭和の名曲を歌うDUOでございます。

風間水希さんと日高恵さんでセロンカプリス。

今回は風間水希さんが単独でむさしのFMに出てくれる事になりました。

ちなみに翌日、2月4日はルースター本店にてライブがあります!

ライブはお陰様で、すでに満席となっておりますが、幸いFMは生で聴けます(笑)。

ぜひ聴いてみてくださいませ。





パソコンやスマホなどで聴くことができますよ。
しかくむさしのFM
http://www.musashino-fm.co.jp
しかくサイマルラジオ。ここで無料で聴けます。
http://www.jcbasimul.com
しかくスマホ対応 TUNEIN RADIOでも聴けます。
https://tunein.com/radio/Japan-r101255/

きっかけ。

2019年2月4日(月)

中学からギターは弾いていたけれど、私がベースを弾くようになったのは高校生のある日のこと。

きっかけはこれでした。

フォークを歌う、2人組がいたのですが、これがすごい人気。

私はそこにベースと歌で入れてもらえることになったのでした!

初めてライブでベースを弾いたのは文化祭の体育館のステージ。

我が母校では選ばれしグループだけが代表として体育館の舞台に出る事ができ、その2人組も選ばれていました。

いよいよ2人組に混ぜてもらっての初舞台。

「よーし、がんばるぞ!」

いざ体育館に行くと?

「うひゃーー、すげーーーいっぱい女子がいるじゃないか!」

男子校でしたが、文化祭のみ他校の生徒もやってきます。

実は我が母校は港区の一等地にあり、雑誌「セブンティーン」のアンケートでに人気ナンバーワンであったのです。

ということもあって近所の女子高生がわんさかわんさ!

驚いたのはそれだけではありません。

実はその2人組、すでに女子高生のファンが大勢いたのでした。

なぜわかったかというと、客席から女子たちが二人の名前を叫んでいたからです。


「まじか、すげーなこのふたり...」。

私はぶったまげました。

ところが!!

ステージでふたりが私を紹介してくれたのです。

「今日からメンバーに加わりました、佐藤君です」。

すると!

「さとーーーーくーーーーーん!」

わおーー、黄色い声が聞こえて来るではありませんか!

「あひゃーーーー」。

こうなると落ち着いてなんていられません。

さらに!

ライブ後には女子に囲まれ、サイン攻め!

「おまえ、サイン練習しとけよ」。

メンバーにそう言われてたので、密かに練習しておいたのでした。

ああ、なんというシアワセな思い出でありましょうか...。

あれから40年...。

黄色い掛け声はいっさいなくなりました...。

でもいいんです。

ベース弾くのが楽しいし、お客様が盛り上がるのが何よりもシアワセであります。

今夜もうしろでひっそりと弾こうと思います。

時は流れ。

2019年2月5日(火)

私は新潟県の直江津生まれ。

居たのは2週間程だったそう。

というのは、両親共に直江津生まれでしたが、結婚当時は高円寺のアパート暮らしでした。

つまり里帰り出産。

そういうわけでした。

父は中学前では野球部でしたが、高校で母がピアノを弾くのを目撃。

それで母の在籍している音楽部に入部したのでした。

「なにそれ、まじかよ!」

その話を聞いた時は驚いたものですが、その後、母は国立音楽大学へ、父は東京芸術大学へ進学。

そして母はピアノの先生、父は声楽の先生となったのでした。

そんな両親の息子である私は幼稚園で作曲。

それがその幼稚園の歌となってしまいました。

将来を期待する両親...。

ですが、クラシックへ進む気配すら見せず。

しかし、中学でギターに出会うと、フォークやロックに没頭。

高校に入るとフォークソング同好会を立ち上げ、「将来はライブハウスをやるぞ」と息巻いていました。

それから恐ろしく月日は流れました...。

ある日、ラテンを歌うNaoeさんが当店に出演。

その名前から直江津を連想せざるを得ない私はどこかNaoeさんに親しみを持っておりました。

誰が見ても「全力で歌が大好きです」としか見えないNaoeさんですが、あるきっかけから一緒にライブをするように。

それが今夜。

実は直江津ではありませんが、Naoeさんも新潟生まれ。

隣の家までかなりの距離があったことから(笑)、子供の頃から家で歌いまくっておりました。

いつも歌ってるNaoeさんはとてもシアワセそうでありますが、きっと子供の頃からそうなのでしょう。

今夜はそんなNaoeさんをフロントに「よみがえる70's〜90's洋楽・邦楽ヒットパレード」というタイトルのライブです。

ぜひシアワセを分けてもらいにお気軽にお越し下さいませ。

カネコシステム。

2019年2月7日(木)

2月も7日になってしまいましたが...。

2月は「カネコシステム」を実施中。

カネコさんは2杯目がサービスになります。

コネコさんやカネゴンさんは惜しいけど、該当していませんのでご注意下さい。

超隠れ家定食屋オープンす!

2019年2月15日(金)

荻窪ルースター本店より、徒歩1分!

超隠れ家定食屋「テンポラネオ食堂」が本日、オープンいたしました。

しかし、どう見ても入口は普通の家の門。

「え? この門の奥に店なんかあるの?」

そういう感じなのです。

家の門を入って石畳みたいな感じの細いところを抜けると!

「誰だ! ドロボーーーーーー!」

と言わることもなく家の前に。

「あ、やっぱりここお店だぞ...」。

ガラス越しにカウンターに座っているお客さんが見える。

「よし、ちと、入ってみるか」。

メニューは「日替わり定食、1000円」のみ!

店主がお茶とおしぼりを持ってきてくれる。

「何にしますか?」とは聞かれないのであります。

テーブルが置けるスペースはあるけれど、あえてカウンター6席のみにしている風。

BGMは70年代のラジカセのAMラジオ。

ほどなく日替わり定食到着。

「ぬおー、これは...」。

ひとつひとつの品が丁寧な仕上がりで、しかも見た目も美しい。

た、ただ者ではないな...。

よし、食べてみよう!

「ふわーーーーーーーーーー」。

ああ、これは!

田舎で食べた晩ご飯と料亭などの中間くらいな...。

懐かしさと、日本人はやっぱこれだ的な雰囲気がバリバリ伝わって来る。

こりゃ、いいところを見つけたぞ!

ぜひ行ってみてくださいな。


杉並区荻窪5-18-9 テンポラネオ食堂

懐かしさとは人それぞれ...。

2019年2月27日(水)

荻窪を歩いていたら「荻窪の記憶?U 天沼100年の歴史展」なる張り紙を発見!

張り紙には現在の荻窪「天沼八幡」周辺と同じ場所の昔の写真。

いわゆるビフォー・アフター的なそれですが、ふと見てビックリ!

「な、何! 天沼八幡以外、見渡す限り、全部田んぼじゃないか!」

この写真が100年前なのかどうかは不明。

いやいや、すごいことだなあ...。

当店荻窪ルースターができて今年で21年になるけれど、21年前と現在を比べても荻窪はあまり変貌はない。

ふむふむ、杉並区郷土博物館分館でその変貌の足跡が見れるのか...。

「よし、ちょっと覗いてこよう」。

入って見ると、館内にはおじいさんがひとり。

手を腰の後ろに組んで掲示されている資料を覗き込んでいる。

「ああ、あのおじいさん、80歳くらいだろうか...。100年の歴史の大半を見てきてるんだろうなあ...」。

予想よりも大きくはないスペースに「順路」と書かれた張り紙。

ざっと読みながら少しずつ進む。

荻窪駅ができた頃のこと、多くの文豪が住んでいたこと他、いろんな記述が写真と共に掲示されている。

おじいさんは懐かしく見ているのだろうか...。

私にとっては...。

「うーん、ちっとも懐かしくない!!」

今住んでいる荻窪の歴史としてはもちろん面白い。

けれど、生まれてない頃のことなので「懐かしい」というよりも、歴史資料に見えるわけです。

ひと通り眺め終わったところで本棚発見!

そこにこれがあったのです!

「高円寺フォーク伝説」!

うひょー、こんなのも置いてあるの?

開いて見ると、高円寺のライブハウスのことや当時のインタビューが載っていました。

「うわーー、懐かしいなあ、これ」。

目を皿のようにして眺めていると、横をおじいさんが通りました。

そしてこちらをちらりと見ています。

もしかして、本を嬉しそうに見ている私を見てこう思ったのかもしれません...。

「最近の若いもんは俗な音楽なんぞにうつつをぬかしおって...」。

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /