インフルエンザとは

(IDWR 2005年第8号掲載) インフルエンザ(influenza)は、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症であるが、「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」である。

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インフルエンザウイルス分離・検出状況 2012年第36週(9/3-9)〜第46週(11/12-18)

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国立感染症研究所・感染症情報センターには地方衛生研究所(地研)から「病原体個票」が報告されている。これには感染症発生動向調査の定点およびその他の医療機関、保健所等で採取された検体から検出された病原体の情報が含まれる(参考図)。
図1.週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数、2012年第19週〜第46週
図2.都道府県別インフルエンザウイルス分離・報告状況、2012年第36週〜第46週
図3.週別都道府県別インフルエンザウイルス分離・検出報告状況、2012年第41週〜第45週
2012年第19週以降インフルエンザウイルス検出報告は少数となっている(図1)が、沖縄県では夏季に入っても流行が続き(速報参照:沖縄県)、第26週以降AH3亜型が主に検出されている(速報参照:大阪府)

2012/13シーズンに入り、2012年第36〜46週の累積では(図2)、AH1pdm09が5都県から10件、AH3亜型が21都道府県から86件、B型は山形系統株が神奈川県から1件、系統不明株が2都県から3件報告されている(速報参照:横浜市)

2012年第41週(10/8-14)〜第45週(11/5-11) (2012年11月21日現在報告数)

直近の2012年第41〜45週の5週間では、AH3亜型が北海道から4件、神奈川県、山口県から各3件、広島県から2件など8道府県から16件、B型は山形系統株が神奈川県から1件、系統不明株が高知県から2件、東京都から1件報告されている(図3)。
輸入例からの検出の報告はなかった

国立感染症研究所感染症情報センター 病原微生物検出情報事務局

インフルエンザ【更新情報】











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