なぜ、法人営業の会社は
消費者相手の商売で失敗するのか?

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ところが消費者向け事業の売上はなかなか上がらず、直営店舗を持ったことでテナント料や人件費などの固定費が上がり、逆に倒産の危機を迎えてしまいました。

そこで改めて法人営業に力を入れ、大口注文が見込める大企業に狙いを定めたところ、某大手航空会社の機内食で提供される「あられ」に採用されたのです。

おかげで売上は急上昇し、倒産の危機を見事に回避することができました。

もし、このあられメーカーに「高い知名度」があれば、消費者向けの商売に成功したかもしれません。しかし、知名度はそう簡単には上げられないからこそ、消費者相手の商売は難しいのです。

その点、法人営業に「高い知名度」など不要です。「知名度」よりも、必要な「タイミング」で必要な「価値」を提供することが重要だからです。したがって、やり方次第では消費者市場よりも簡単に、短期間で大きく業績を伸ばすことができるのです。

(次回は10月23日更新予定です)


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