異動先が嫌での転職活動は失敗しがち、「キャリアは自分で描く」の落とし穴

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異動先が嫌での転職活動は失敗しがち、「キャリアは自分で描く」の落とし穴写真はイメージです Photo:PIXTA

同じ社内であっても
異動先になじむのが難しい理由

新年度に入って異動の辞令を受け、新しい部署で働き始めた読者も多いと思います。異動の場合、転職とは違って同じ会社内の話ではありますが、それでも前の部署と異なる要素はたくさんあるでしょう。

特に日本の会社組織は比較的閉ざされたムラ社会的な環境が多く、新参者の目には見えないローカルルールがたくさん存在したりします。

そのためこの季節になると毎年、新しい環境にうまくなじめない人が一定数出てきて、「異動先と合わないので転職したい」という転職希望者の相談を受けることがあります。

なかには自分の希望には沿わない異動先だったり、いわゆる"左遷"のような形で配属先を変えられたりするケースで、意気消沈している人もいると思います。今回は、異動をきっかけに転職を考え始めた人はどうすればよいかを考えてみましょう。

まず大前提として、社内の異動であっても、すぐになじめるとは思わないほうがよいです。理由は前述した通りで、同じ社内でも部署が違えば環境は大きく変わることが多いからで、勤務地が異なればなおさらです。

高い水準で仕事ができる人を見ていると、共通するのは自分で自分の働きやすい環境をつくり出す点にあります。したがって「異動先になじめないから転職しよう」と短絡的には考えず、最初は新しい環境に適応する取り組みから始めたほうがよいと思います。

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