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自由すぎる報道協会Vol.0 発足前だけどフライングスペシャル
"日本一真っ直ぐすぎる議員"に「無所属になって何をするねん?」を聞きたい
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6月16日(木) 横粂(よこくめ)勝仁議員
ついに浪々の身である。
菅政権の迷走状態に愛想を尽かし、単独で離党届を提出。慰留されている真っ最中、党首の不信任案に賛成票を投じ、結局党籍除籍処分。プロセスはどうあれ、望んだとおり晴れて無所属の身となった横粂議員。いわゆる"小沢派"所属議員の会派離脱や離党はあったものの、中間派として菅政権を支えてきた議員の中から離脱表明したのは彼が初めてだろう。
何をするにも一直線。思い込んだら動かずには居られない。
選挙では圧倒的有利を伝えられていた小泉進次郎に一騎打ちを挑み敗北。陸山会事件が勃発すれば小沢批判を口にして叱責を受ける。マスコミ的には、べったりと"お騒がせ議員"のレッテルを貼られている。
「数が支配する政党政治の中で一匹狼になって何が出来る?」
まして比例区で当選した議員が離党して、"次"があると考えるのは難しい。永田町の空気感的には既に"フラグ"が立ってしまった感がある横粂議員だが、果たしてそうだろうか?
今が平時なら、きっと彼はただのドン・キホーテだろう。だが、乱世には必ずしもその法則は当てはまらない。彼が当選した2009年にはあれだけ磐石に見えた政権も、風前の灯火だ。政策を執行するには軽い一議席も、政局にあってはそれなりに重い。理想主義で突進する彼が、何を考えどこに向かおうとしているのか? 賢しらぶった"オトナ"に同調せず、「王様は裸だ」と叫ぶ若い声がどこまで届くか見届けてみたい。"FUKUSHIMA"を経験した後の日本全体の気分は、「嘘やごまかしはもうゴメンだ」に変わっている。時代の風は愚直であることに対して、必ずしもアウェイではない。
ここは人間対人間の二時間一本勝負の場。マスコミ経由のツギハギ映像ではなく、まずその想いを、自らの眼と耳で確認してみてほしい。
このライブには当日オンラインからのTipping(投げ銭)ができます。会場に来ることができなかったあなたも、面白いと感じた出演者には、どんどん応援のTippingをお願いします。クレジットカードと銀行振込の二通りの方法がありますが、100円単位の少額から、何口でも可能です。(アーカイブ映像に対する支払いもOKです。)左のオレンジのアイコンをクリックして、ショップカートをご利用ください。同時に出演者への激励メッセージも贈れます。
<PART1>
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まずは、生い立ちから議員になるまでの横粂議員の来歴をたどる前半戦。東大入学、司法試験合格という二大関門を突破。フジテレビ「あいのり」出演を経、政治家を目指した理由、信念、そして当時の自分の状況など興味深いエピソードが語られ、自らの選択で超強力なライバルである小泉進次郎の選挙区に落下傘候補として挑むまでの流れを、Wikipediaの記述をたどる形で検証していく。(特に25万回の閲覧を記録した「小泉進次郎握手拒否事件」の真相について、しっかりと当人サイドの意見が語られたのは、実は今回が初めての事だったという。)
いわばそれ自体、「世間に伝えられる横粂勝仁=素っ頓狂な理想論ばかりを振り回すヘンな議員」というパブリックイメージに対する、反証の機会でもある。
従来のテレビニュースでは、喫驚な部分のみがクローズアップされてきた横粂議員だが、ここできちんと前後を踏まえて事の顛末を語る彼は、我々の想像とは明らかに違う。
同じように、小沢鳩山体制批判に走った「陸山会事件」の前後の事情。あるいは菅直人支持に回った昨年の総裁選挙の時の心境をじっくり語っていく。時々の世論に流され、定見を持たず、ただお騒がせ議員・"民主ブームの鬼子"扱いだった彼の、本当の思い、そして政治信念が語られるにつれ、客席の視線が変化していく課程に注目してほしい。
<PART-2>
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第二部は、いよいよ今年民主党離党届を提出し、菅内閣の不信任決議に投票して、党を追われる立場になるまでの内幕を語る"本日のメインイベント"。「ここまではみなさんに横粂議員を知ってもらう意味で、ちょっと手加減してきたけれども、ここからは厳しい言葉を投げかけていきたいと思う」と、"自由すぎる報道協会"を代表して小川裕夫氏がいきなり宣戦布告。
だが、受ける側の横粂議員は「受けてたちます」と笑顔で応じ、菅総理の定見なき政治姿勢に対する批判の言葉だけではなく、政党政治をバックボーンにした内閣制の政治自体にも批判の刃を向ける。「比例代表で選出された議員としてなぜ辞職しないか?」 「菅内閣の震災対策に対して異を唱えたのなら、自分は政治家としてどんな政策を立て、実行しているのか?」 質問のひとつひとつに誠実に、そしてぶれない見解を述べていく横粂議員。
彼の両脇を固めた、畠山、小川、村上(隆保)らプロのジャーナリストからの追撃だけでなく、客席からも友人を被災地で失ったという観客の「菅さんがダメだと批判するなら、あなたが今総理になったとして何ができるの?」という痛切な問いかけが飛び出す。その回答として、現在彼が進めている"あるプラン"は、現実性も高く、また目の付け所も新しいーー「政治家」横粂勝仁の地力が覗くものだった。
そして最終結論として、「10年で総理大臣になり、自らは日本最後の総理となって、大統領制を敷く」と、そのロードマップを滔々と、そして整然と語る言葉に、ついに客席からは拍手が巻き起こった。一介の無所属議員が語る、夢物語のような「日本改革論」のどこにそんな力があったのか?
通常、アンチ的な意見が飛び交うことの多いUST観覧者からも「今まで横粂議員はバラエティ的に"面白い人"扱いされてきたが、今日のこの番組では、"政治家として面白い"横粂議員が見れた」という意見までが飛び出し、なんとLive Wire史上最高額の一口一万円のTipping(投げ銭)が投じられるに至った。
これまで横粂勝仁議員を"イロモノ"と見ていた人にこそ、是非見て、感想を聞きたい。
必見、白熱の第二部。
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