2019年3月26日火曜日

1073と1272の違い

Neve1073


よくNeve1272=1073のEQなしバージョンと説明されていることがありますが、厳密に言うと少し違います。という話です。


2019年2月25日月曜日

Mark Levinsonモジュールの暫定価格

JC-2 on FPA-01, FLD-01, DCF-05


当面の暫定価格です。

・FLD-01 Line Driver Module (JC-2, ML-1)
¥54,000 (pair)

・FPA-01 Phono Preamp Module (JC-2, ML-1)
¥56,000 (pair)

・DCF-05 DC Filter Module (JC-2, ML-1)
¥28,000 (1pc)

・EQA-47 Phono EQ Module(JC-2)
¥25,000 (pair)


LNP-2用モジュールFLD-02は開発中です。
価格・仕様などは予告なく変更される場合があります。

在庫・生産は不定期ですので納期などはお問い合わせください。

2019年1月30日水曜日

チップLEDの順方向電圧

FPA-01 Phonoアンプモジュール


JC-2用フォノアンプモジュールFPA-01も最終型に近い状態になってきました。

ちなみに今回からLEDを面実装するチップLEDにしてみました。

私はLED電源やディスクリートオペアンプにLEDをたくさん使いますので、いままでは数百個買って、その中からベストな値を選別して使っていました。選別というのは、LEDのもつ順方向電圧(Vf)にばらつきがあるためです。

しかし今回チップLEDを採用して測定してみたところ、チップLEDのVfは殆どばらつきがなく、安定して同じ数値が出ていました。

よくよく過去の測定データを見返してみると、3mmLEDに比べて5mmのほうがばらつきが大きいのは明確に気づいていました。そしてチップLEDが殆どばらつきがなく安定しているという結果からして、恐らく素子そのものが大きいほどばらつき(製造の誤差)も大きいということだと思います。

今までは100個単位で計測してから選別していましたが、チップLEDならばほぼ無選別で使うことができそうです。これは良い発見でした。今までは100個ほど一気に選別してから、値の近いものだけを使うという手間がありましたから。

ちなみに素子のもつ誤差という点では、CRD(定電流ダイオード)やツェナーダイオードも表記上の数値よりも10%以上誤差があるということは普通ですので、測定せずにポン付けしてしまうと基板ごとに動作に差が出てしまう…なんてことは多々あります。

2018年12月2日日曜日

窪田式FETプリアンプについて

以前は電源部のみでしたが、窪田登司氏の発案したアンプを一部紹介します。窪田先生のHPに完成されたバージョンのものが幾つかありますのでひとつ引用させて頂きます。


2018年11月29日木曜日

DC Filter Module for JC2 (ML1)

Mark Levinson DRF-2


Mark Levinson JC-2(ML-1)には内蔵モジュールのひとつにDCフィルターモジュールがあります。

これは外部電源からJC-2本体に供給されているDC+-15Vをフォノ専用の+-13Vにドロップして出力するフィルター・モジュールです。DCを本体側で更にレギュレートすることでDC電源の残留ノイズを更に減らす狙いがあるものだと思います。


2018年11月27日火曜日

LEDレギュレータについて

電源のDCレギュレータというと様々な方式があります。三端子レギュレータのように一本のICで可変電源を作れるような便利なものがあります。

もちろんハイクオリティーを目指すならばフルディスクリートでやるべきです。最近は定電圧素子にLEDを採用したものをメインで採用するようになりました。いわゆるLED電源と呼ばれているようなものです。

2018年11月24日土曜日

JC-2のモジュールについて

Mark Levinson JC-2について前回 のエントリの続きです。
どちらかというと解析編になりますので、技術的な話になります。

改めて各モジュールについてです。構成は、

・ラインドライバーモジュール *2
・フォノアンプモジュール *2
・DCフィルターモジュール*1

です。
モジュールの外見や型番は時期によって多少違いますが私が分かる範囲で個別に解説します。


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