アーティスト、ソングライター、ベースプレイヤーとしてマルチに活躍する白神真志朗さん のカスタムギア・MSCP-01を製作しました。
MSCP-01はFloatia DesignsのオリジナルマイクプリアンプHA-02を土台に、白神氏の要望を取り入れ、様々なカスタムを施したマイクプリアンプ/D.Iになります。
アーティスト、ソングライター、ベースプレイヤーとしてマルチに活躍する白神真志朗さん のカスタムギア・MSCP-01を製作しました。
MSCP-01はFloatia DesignsのオリジナルマイクプリアンプHA-02を土台に、白神氏の要望を取り入れ、様々なカスタムを施したマイクプリアンプ/D.Iになります。
Mark Levinson ML-1を当方でフルカスタムしたものです。
ML-1はMark Levinsonの歴史では比較的初期のプリアンプになります。
プリアンプとしてはJohn Curl氏がデザインしたJC-2 とほぼ同等の回路と外観を備えていますが、入出力端子を汎用RCAからLEMOに変更、電源コネクターを同じくLEMO(後期はFischer)に変更するなど、より高級感を重視したマイナーチェンジ・モデルになります。
名前もJohn Curlの名前を冠したJCからMark Levinson本人の名前を冠したMLシリーズに変更することによって、オーディオデザイナーではなくブランドホルダー主体のマーケティングを行うという意志がはっきりと感じられます。これ以降のモデルはパワーアンプもMLというモデル名に統一されています。
本機ですが、本体はオリジナルのモジュールが取り外された状態で入荷されました。母体はシリアルナンバー22xx期のもので、スペクトロール製メインボリュームを備えた70年代後半の個体になります。
本体自体に問題はありませんでしたが、モジュールが無い状態では当然ながら、音が出ませんので、すべてのポジションに当方のモジュールをセットしました。
・FLD-01 Line Driver
・FPA-02 Phono Preamp
・EQA-47 EQ Board
・DCF-06 Phono DC
以上のモジュールがセットされています。(モジュールの総額約¥160,000)
オリジナルモジュールはありませんが、より高性能でレンジの広いFloatia Designs製のモジュールに置き換えたことにより、現代のハイエンド・オーディオにも対抗できるサウンドにグレードアップしています。
同時にJC-2/ML-1を現代の機器と組み合わせて使用する際大きすぎるゲイン(+20dB)も+14dBに下げて使いやすくするモディファイも行っています。
フォノ入力はオリジナルのA1カードに似た特性で、入力インピーダンスが47kΩ、33dBゲインというMM用のゲインになっています。MC入力が必要な場合はトランスなどで昇圧してください。
また専用のパワーサプライ(トロイダルトランスを使用したリニア電源)とDCケーブルも新規に製作。電源はPSU側はXLR4pin、本体側がFischerになっています。
標準でのセット内容は、
・ML-1本体とモジュール
・パワーサプライ
・DCケーブル
・LEMO→RCA変換ピン *4 (2ch)
となります。
オールドMark Levinsonが欲しいけど、オリジナルモジュールの摩耗が不安な方、オリジナル構成だと高騰していて手が届かなかった方には是非おすすめできます。
価格は¥185,000とさせて頂きます。
また+¥33,000でSiCダイオードとディスクリートレギュレータを搭載した最新型のパワーサプライに変更できます。(納期10日ほど)こちらに変更すると更に音の解像度が上がります。
たった1台だけのオリジナル・カスタムです。これを機ににどうぞ。
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※本機の母体はヴィンテージ・プリアンプです。筐体にはクリーニングで取り切れない小キズや汚れがあります。また天板の六角スクリューがいくつか欠品しております。音質には無関係な部分ですので、ご了承ください。モジュールは1年保証がつきます。
Neve1073タイプの1chマイクプリアンプ/D.Iです。
一般的にNeveタイプのマイクプリアンプというと、有名メーカーの製品ではNeve1272をベースに製作されている場合が多いのですが、オリジナル回路の構成上高いレベルで信号が入ると歪みやすく、ピーキーなソースでは扱いづらいという難点があります。
しかしNV1073+ではNeve1073の回路をベースに、独自のゲイン定数と入力トリムのコントロールを追加。音色はVintage Neveそのままに、大きな入力信号やラインレベルでの入力にも耐えうる非常に使いやすいマイクプリアンプに仕上がっています。
またバランス入力とは別にJ-FETのディスクリートバッファを積んだD.I入力も備えていますので、ギターやベースのライン録音にも1台で対応できます。
電源レギュレータもトロイダルトランスからSBダイオードと高耐久電解コンデンサを組み合わせたオリジナル電源で、安定した+24Vと+48Vを生成し、ローノイズかつ太い音に貢献しています。
このような仕様は以前から1272のMODやFloatia Designsオリジナル製品として製作してきたものを踏襲したものですが、今回の+エディションでは心臓部であるBA283Pプリアンプボードの素子をより厳選してオリジナルの1073/1066に近いサウンドに仕上がっています。
出力トランスはLO1166の互換トランスVTB1148ですが、特殊なDCエージングを施すことで経年変化を経たヴィンテージトランスの状態を再現。特性補正のコンデンサもヴィンテージNOS品を採用。そして、トランスをドライブするパワートランジスタは希少なアルミ缶仕様のモトローラ2N3055(ヴィンテージ)を採用しています。
ヴィンテージサウンドとフレキシブルコントロールの両立した数少ないプリアンプです。
¥190,000 +tax で製作可能。
(削除) 限定生産で残り2台のみです。 (削除ここまで)最後の1台になりました。(納期3ヶ月)
EIA1U depth 250mm case
Input Trans : VTB9045 (Aged) or St.Ives L10468 (Option)
Output Trans : VTB1148 (Aged)
既に定番化しているD.I/プリアンプ、TFDI-02のヴァリエーションモデル TFDI-02 Bipolar Versionがラインナップに追加されました。
TFDI-02の入力素子はJ-FETを採用していますが、本モデルでは通常のトランジスタ(バイポーラトランジスタ)を採用しています。
差動ディスクリートアンプ2段に出力トランスという基本構成はまったく同じですが、入力素子がトランジスタになったことでバイアス回路の定数を変更しているため、入力インピーダンスはオリジナルより低い120kΩとなっています。オリジナルのFET入力と比較するとウォームなサウンドになっています。こちらのほうが好きという方もいると思います。
外観上の違いとしてパワーLEDはオリジナルの赤に対してこちらは緑色です。
webshopでのみ注文可能な受注生産品となっています。(納期3週間前後)
よろしくお願い致します。