2025年09月26日 授業紹介, 言語聴覚士, 言語聴覚士教育 | 固定リンク 投稿者: とやま
本日の摂食嚥下障害学演習は、バイタルサイン測定と喀痰吸引の演習でした🫀🧘🩺
バイタルサイン測定は、2年次のコミュニケーション演習IIでも学んでいます🧐
摂食嚥下障害学演習での再実施✨2年次の復習✨
嚥下障害を有する患者さんのなかには、全身状態が不安定な方が少なくありません🌀
高度急性期や急性期の治療でなかなか起きられなかった患者さん ➰久しぶりに体を起こして食事しようとすると・・・「スーッ」と血圧が下がってしまいます。また、痰がゴロゴロしている患者さん、唾液にむせる患者さんもおられます。
そのため、臨床ではバイタルチェックをしながら嚥下機能の評価を展開します。
本日の演習では、触診による脈拍測定(橈骨動脈)、電子血圧計による血圧測定、電子圧力柱(水銀レス)式血圧計による血圧測定、動脈血酸素飽和度の測定を行いました。
血圧測定は上腕動脈の位置確認からスタート💪
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喀痰吸引の演習は「吸引シミュレータ Qちゃん」に登場していただきました👤👤👤👤
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喀痰吸引の演習は、喀痰吸引等研修の予習動画(自宅学習)で吸引手続きと注意点、清潔-不潔を理解 ➰予習確認テストを経て演習開始▶️
Qちゃんは、吸引カテーテルの挿入状況を目視確認することができます✨「あれっ」と思ったらQちゃんの断面をチェック👀 カテーテル先端の位置が分かります🫥
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言語聴覚士は、摂食機能療法(摂食嚥下訓練)や言語聴覚療法の最中に「喀痰の吸引」を実施できる職種🏥🥼
臨床実習において、実習生が喀痰吸引を実施することは100%ありません・・・が、摂食機能療法を業とする職種にとって必要な知識・技術です。
もし、実習指導者の喀痰吸引場面を見学させていただく機会があれば、対象の患者さんに声がけをしたり、清潔と不潔を理解・区別したうえで指導者のサポートをしたり、片付けの手伝いができると良いですねー🙌(⇦ 実習指導者が認めた場合に限ります)
来週の演習は、摂食嚥下障害の臨床評価「問診とスクリーニング検査」でーす