2021年02月09日 専攻紹介, 言語聴覚士, こうかとん | 固定リンク 投稿者: いしず
[画像:Ishizu1] 昨日のブログで鼻息鏡(びそくきょう)の紹介がありましたね。
ただのシルバーの板と思うなかれ、実はこれも大事なSTグッズです。
鼻下に置いて話をすると鼻息で鼻息鏡が曇るのですが、その曇り具合で鼻の通気度を測定します。
私たちが慣れ親しんできた鼻息鏡には、板に溝で計測用のラインが描かれています。
ただ先日、皆さんが音声や構音を学習する際に使用するものとして、業者さんが見本を見せてくれたのですが......見本は板に線が印字(?)されているものでした。
親しみ深い鼻息鏡(溝でライン)ではないなぁ〜とおもいつつも、このご時世、消毒はしやすい!というのは、とっても良いところですね
さてさて、この鼻息鏡、どう使うかというと、板を鼻の下に当て鼻からの息漏れ量を測定します。
例えば鼻の下に指をあて、「ま」と発音すると、鼻から息が出ているのを感じられますよね?
鼻息鏡を使うと、その息もれの具合が観察しやすいのです
[画像:1_20210209173301]
← こんな感じ。
曇っているのがわかる?
ちょっと、こうかとん に測定に協力してもらいましょう。
[画像:2_20210209173501]
このように鼻の下にあてて、話をしてもらい
その時の鼻漏れを...
ん? こうかとんの鼻って、ここ??