言語聴覚士を目指す君へ | 東京工科大学 ST なるにはブログ

1年生・後期も頑張っています!!

2025年10月15日 専攻紹介, 授業紹介, 言語聴覚士, 言語聴覚士教育 | 固定リンク 投稿者: うらの

後期が始まって約1ヶ月が経ちました。4月に入学した1年生は、後期も一生懸命頑張っています。
今日のフレゼミでは「地域での言語聴覚療法」という大テーマに基づき、グループごとに選んだ小テーマの発表がありました。
担当教員である私は、初回導入時に「たとえばこんなテーマとか」「たとえばこんなのとか」と非常にざっくりヒントを出しましたが、後は完全に学生に任せっぱなしにしておりました。
しかし・・・今日の各グループの発表はどれも完成度が高く、大変嬉しい驚きを覚えました。各グループのテーマは下記の通りでした。

・在宅リハビリテーションと通所リハビリテーション
・療育にかかわる言語聴覚士
・地域での乳幼児健診とは?
・意思疎通支援制度〜コミュニケーションが苦手な人はどうやって意思疎通をとっているのだろう〜
・災害時におけるリハビリテーションについて〜言語聴覚士が実際に行ったこと〜
・認知症サポーターと認知症カフェ
・認知症サポーターと認知症カフェって何?
・地域の職能団体はどんな活動をしているのか
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「ただ単に、こんなのがありました、あんなのがありました、で終わらせないこと。言語聴覚士として(または言語聴覚士を目指す者として)何ができるか、何をすべきか、ということを必ず考察するように」と最初からずっと強調し続けてきたのですが、今日の発表では、「学生の頃から災害ボランティアにかかわる」「地域の認知症カフェや乳幼児健診などに言語聴覚士が関わることで、言語聴覚士の専門性が発揮できる」「言語聴覚士協会の様々な取り組みに参加することで、対象とする障害や疾患について理解のある社会形成に貢献したい」など、全てのグループからとても頼もしいまとめを聴くことができました。
頑張れ1年生!!今の気持ちを忘れずに!!

軽度〜中等度難聴のある78歳役

2025年10月14日 授業紹介, つぶやき | 固定リンク 投稿者: いけだ

現在、3年生の授業「言語聴覚総合演習I」では、自由会話の演習(グループ)に取り組んでいます。
[画像:Img_9406][画像:Img_9405]

言語聴覚士は、ことばの障害がある方と向き合い、リハビリを行う専門職です。

リハビリの現場では、「話すこと」そのものが訓練になります。
だからこそ、私たち言語聴覚士は、「この人と話したい」と思っていただける存在であることがとても大切なのです。

そのために、身だしなみや表情、相づちの仕方、声のトーン、使う言葉や返答の選び方など、ちょっとした工夫や配慮が欠かせません。

特に、初めて会う方と自然に会話を続けていくことは、簡単そうに見えて実はとても奥が深いものです。

演習では、会話そのものを楽しみながら、信頼関係を築いていくことの大切さも体験してもらっています。

学生さんたちが少しずつ「話したいと思ってもらえる言語聴覚士」に近づいていく姿を見るのは、教える側としても嬉しい時間です。

私は「軽度〜中等度の難聴がある78歳の女性」という役を演じています。

学生さんたちが一生懸命質問してくれるのですが、「趣味は何ですか?」と聞かれるたびに、つい「洋裁」「お菓子作り」「旅行」「料理」「掃除」「喫茶店でお茶を飲むこと」などと、それらしく答えています。実は、「旅行」以外本当の趣味ではないんですけどね(笑)

本当は・・剪定です。

「実家の庭木をまぁ〜るくカットすること」。
[画像:Photo_20251014105201][画像:Photo_20251014105202]

今回の仕上がりは・・・、我ながら、よくできた!と感じています。

丸みのバランスも高さも思い通り。

完全に自己満足の世界ですが。。。

秋期保護者会

2025年10月11日 専攻紹介, 大学紹介, 言語聴覚士, 言語聴覚士教育 | 固定リンク 投稿者: うらの

東京工科大学では春と秋の2回、「保護者会」というものがあります。まさに今日、2025年度の秋期保護者会が執り行われました。
私たち教員からは、各学生の前期分の成績の現状や講義中の様子、専攻内の進級要件等のルール、今後の課題などを保護者の方にお伝えし、保護者の方からは、各ご家庭での学習状況や健康状態、保護者の方のお考えなどをご教示いただきました。問題点や課題を共有した上で、共通の目標(=言語聴覚士になる)に向けて、大学と家庭がガッチリと強いタッグを組んで連携する、大事な1日となりました。

保護者の方は学生本人と一緒に授業を受けているわけではありませんから、大学での様子がなかなかわからないことと思います。逆に、私たち教員にしてみれば、学生本人が日頃ご家庭でどのように過ごし、保護者の方にどのように大学の様子を伝えているかをうかがい知ることはなかなか難しいです。今日の保護者会も例年同様、保護者の方と教員が情報を共有する、とても有意義な時間となりました。
肌寒く、そして雨の降るなか、足をお運びいただきました保護者の皆様には、教員一同心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

2029年春、蒲田キャンパスに新校舎が完成します!

2025年10月10日 お知らせ, 大学紹介 | 固定リンク 投稿者: とやま

蒲田キャンパスでは工事が進められています🚧👷🚛

摂食嚥下障害学演習(1限 9:30〜)の開始前、3号館19階の教室から外を眺め&ぼーっとしていました 👀🏢
➰ はたらく重機を発見🏗️
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東京工科大学のホームページ「お知らせ」にも新校舎の建設がアップされていますね👨‍💻
▷ 2029年春、蒲田キャンパスに新校舎(一期)が完成予定

新校舎は地上9階建🏢
デジタルエンターテインメント学部(設置構想中(注記))、デザイン学部の教育実習施設として活用される予定です。
上のリンクから新校舎の完成イメージがみられます✨ 現1年生が卒業する頃に完成ですねー🙌
(注記)2028年4月設置構想中。学部等の名称は仮称であり、計画内容は変更になる場合があります。

大学ホームページには、私立大学最速のAIスパコン「青嵐」導入のお知らせも・・・
▷ 私立大学最速のAIスパコン「青嵐」導入 — 八王子市とAI/DX連携協定を締結

大学ホームページ「2025年のお知らせ」➰ なかなかに興味深いです。
興味のある方はぜひ 👋💻

寒くなってきましたね。

2025年10月09日 つぶやき | 固定リンク 投稿者: こいずみ

こんにちは。

こいずみです。

最近、朝晩がすっかり涼しくなってきましたね。

コンビニのスイーツコーナーに「さつまいも」や「栗」「かぼちゃ」が並びはじめると、「あ〜秋がきたな〜」って感じます。

おでんも販売され始めましたね🥰

なんて、コンビニにふらっと立ち寄った帰り道にふと「ことばにも季節感があるかも...??」なんて思いました。

例えば「ほっこり」とか「ぽかぽか」とか、夏にはあまり聞かないけれど、なんとなく秋から冬にかけてよく聞く気がしませんか?

逆に、夏には「キリッ」とか「シャキッ」とかそんなことばをよく聞く気がします。

前者のことばは「お」や「う」のように口を丸くして発音する音が入っていて、音の響きからもあたたかさや落ち着きを感じるように思います。

一方、「キリッ」や「シャキッ」などの「い」系の音は、柔らかさよりも爽やかさや清涼感を感じるような気がします。

こうやって考えると、ことばって単なる音の集まりではなくて、季節や気分まで表せる不思議なツールだな〜と電車の中で考えながら、本日は帰宅しました。

皆さんも次に誰かと話すときには、ちょっと耳をすませてみて、音や発音の仕方に注目してみてください😊

新しい発見があるかもしれません。

日が沈むと本当に寒さが増しますね。

そんな私はこれから暖かい格好をして、自宅で飼っている犬を起こして散歩に行ってきます。

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(寝ているところを無理に起こしたからか、ちょっと不機嫌...笑)

皆さんも寒い日は暖かくして、風邪をひかないようにしてくださいね🐶🐾

マブダチの高校文化祭へ!

2025年10月06日 大学紹介, つぶやき | 固定リンク 投稿者: いけだ

マブダチの高校3年生から文化祭のお誘いがあり、行ってきました。

秋晴れの空の下、気分はノリノリ!!!
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会場は大盛況!

在校生だけでなく、地域の方々や保護者など、老若男女がたくさん来場していました。

実はこの高校、私の出身校なんです。
私の時代は外部のお客様を招いていなかった記憶があるので、時代の変化を感じました。

まるで大学祭のような盛り上がりでした✨
ハロウィン?と思うほど、仮装している高校生が多く、女子高生の間ではルーズソックス風の靴下が再び流行中のようでした。
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クラスごとの出し物も本格的!
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特に目立っていたのはメイドカフェ。カジノやスイーツ系の企画もあり、どこも大行列。

カジノでは、見事勝利して「飴ちゃん🍬」をゲット✌ 嬉しかった💕
「マッスルメイドカフェ」では、なんとメイド服を着たお兄さんがパフェ🍨を運んでくれました!

催し物を楽しむ合間に、掲示板もチェック!!!

後輩たちの頑張りや思いが伝わってきました。

掲示されていた柔道家谷亮子さんの言葉、「努力は必ず報われる」が特に心に響きました。
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本学でも、学園祭「かまた祭」が開催されます!

🏢 11月2日(日)・11月3日(月)

現在、本専攻の2年生が中心となって企画を進めています。

企画案を見せてもらいましたが、とても楽しそうです。

ぜひ予定を調整して、遊びに来てくださいね!

本日の摂食嚥下障害学演習

2025年10月03日 授業紹介, 言語聴覚士, 言語聴覚士教育 | 固定リンク 投稿者: とやま

本日の摂食嚥下障害学演習は、スクリーニング検査の演習でした。
嚥下のスクリーニング検査とは、飲食物や唾液を飲み込んだときに気道(気管)に入ってしまう患者さんを簡易的に検出する方法です✨

スクリーニング検査の有効性は、1⃣と2⃣の2つの指標で示されます。
1⃣ 嚥下障害のある患者さんを「異常あり➰ 嚥下障害の疑いあり🙅」と判定する割合
2⃣ 嚥下障害のない患者さんを「異常なし➰ 嚥下障害の疑いなし🙆」と判定する割合

臨床では、1⃣が100% &2⃣も100%となるスクリーニング検査がもっとも有効と思われますが、簡易的な方法には限界があります・・・(1⃣2⃣ともに100%の嚥下スクリーニング検査は存在しません💦)
1⃣の割合が低いと、嚥下障害の疑いがある患者さんを見逃す(嚥下障害患者さんに対して嚥下障害の疑いはありません!と、誤った判定をする)ことに繋がります。一方、2⃣の割合が低いと、嚥下障害が疑われない患者さんに「嚥下障害が疑われます!」と誤判定してしまいます。

スクリーニング検査の種類によって、検出できる異常は異なります。
これを踏まえて(臨床では)目的に応じた複数のスクリーニング検査を組み合わせて実施することになります🩺💉🏥
本日は、反復唾液嚥下テスト(RSST)、改訂水飲みテスト(MWST)、水飲みテスト(WST)、フードテスト(FT) を行いましたー💨

反復唾液嚥下テスト(唾液を飲み込む検査)からスタート💪
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フードテストでは、大塚製薬のエンゲリード(アップルゼリー/グレープゼリー)を使用し、飲み込んだ後にゼリーが口の中に残っていないか、飲み込むときに「むせ」はあったか、声はゴロゴロ・ガラガラしていないか、などを確認しながら演習しましたー🥄🍮

嚥下スクリーニング検査のポイントは、嚥下障害が疑われる患者さんを早期に発見し、その後の精査と診断に繋げることにあります🧐
来週の演習は、スクリーニング検査で嚥下障害の疑いあり🙅判定となった患者さんへの精査➰「嚥下造影検査と嚥下内視鏡検査」でーす

国家試験が近づいてきましたね...😭

2025年10月02日 言語聴覚士, つぶやき | 固定リンク 投稿者: こいずみ

こんにちは。

こいずみです。

言語聴覚士の国家試験は毎年2月中旬に実施されます。

今年度(第28回試験)は、令和8年(2026年)2月21日(土)に予定されています。

この記事を書いている今日は 2025年10月2日(木)です。

そうすると、試験日までの残り日数はあと142日...😭?!

もう約4か月半後には試験なんですね...。早い...😭

時間の大切さを改めて実感しています...。

国家試験に向けて一生懸命勉強できる時間も限られてきました。

つまり、「今からの計画」が合否を左右する大切な時期です。

そこで今日は、まだ勉強方法を確定していない学生の皆さま(そんな方はいないかもしれませんが...)に向けて、私自身が受験時に取り組んでいた勉強方法をまとめてみました。

これから挑戦する方の参考になれば嬉しいです。

((注記) 過去にも勉強方法をブログの記事として書いております。もしご興味があれば参考までにぜひ見てくださいね。)

1 過去問を無我夢中で解く

最初は勉強の仕方すら分からなかったので、国家試験の過去問をひたすら解いていました。

1年生で学んだ知識もすっかり抜けてしまっていて、分からないことだらけ...😭💔

すごくストレスに感じていたことを覚えています。

でも、「まずは問題に慣れること」「とにかく触れること」が大切だと思い、無我夢中で過去問を取り組みました。

2 ノートを作成する(過去問の解説を写すだけでもOK)

正解していても理解があやふやな問題、不正解だった問題を中心にノートにまとめました。

過去問の解説をそのまま写すだけでも不思議と頭に残る感覚がありましたので、当時は過去問の解説の内容が理解できなくてもとりあえず「書きなぐって」いました。

この書きなぐるという作業の積み重ねが、後の理解や記憶につながったと思います。

3 ノートを軸に知識を広げる

作ったノートをもとに、図書館で本を借りたり、インターネットで調べて印刷して補足しました。

ノートが"自分専用の辞書"になるように肉付けしていくイメージです。

印刷はあえて白黒にし、重要な部分は自分のルールでマーカーを使って色分けしました((注記) 以下の画像を参考ください)。
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例えば、参考画像のように、「『交感神経はピンク』『副交感神経は水色』で色づけてみよう」という感じで、印刷物に直接マーカーを引くと「色」が記憶のフックになり、試験中、思い出しやすかったです。

因みに、参考画像の本は「病気が見える Vol.7 脳・神経 第2版」です(📚図書館にあります!)。

とてもおすすめです。

4 A4サイズのリングノートとインデックスを使う

私はたくさん書き込んだり、付箋を貼ったり、資料を挟み込んだりするタイプだったので、A4の大きなリングノートを使用しました。

また、効率的に復習できるように、インデックスで分野ごとに仕分けしていました。

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過去問を解いていて「この問題はどの分野?」と思ったときは、「言語聴覚士国家試験過去問題3年間の解答と解説」の裏表紙に出題範囲が載っています(めちゃくちゃ便利!)ので、それを参考に整理してみてください(📚図書館にあります!)。

5 暗記ものは掲示して毎日目にする

検査の適用年齢や種類、目的などはA4用紙に大きくまとめ、家のあちこちに貼りました。

当時の私は、トイレや台所、ベッドサイド、勉強机、玄関など、1日2〜3回は必ず自然と目に入るような場所に掲示していました。

短時間でも繰り返し視覚に入ることで、自然と覚えられるようになりました。

当時暮らしていたマンションでは、トイレや部屋の壁一面にびっしり貼っていたので、遊びに来た友だちや親からは「ちょっと怖い...」と気味悪がられました😂

過去問を中心に弱点克服し、ノートを作成することで知識を拡充・整理(=「覚えたつもり」を潰す)し、そして、暗記ものは毎日少しずつ目に入れ(日常生活に組み込む)模試は必ず受験して徹底的に見直すことを当時は意識して行っていました。

試験勉強は長い道のりに感じますが、試験当日に「分からなかった」「落ちたかも...」などといった後悔を絶対しないよう、1日1日の積み重ねを大切にしてください。

必ず力になります。

私自身、最初は不安でいっぱいでしたが、コツコツ取り組むうちに「できること」が増え、模試で分かる問題が増える喜びを実感しました。

試験日まで同じように頑張っている仲間が、学校内だけでなく全国にいます。

どうか自分を信じて、一歩一歩進んでください。

応援しています!💪✨

学問に終わりはない

2025年10月01日 言語聴覚士, 言語聴覚士教育 | 固定リンク 投稿者: うらの

9/27(日)、私はとある講習会の講師兼スタッフとして参加しました。参加者は全員、現役の言語聴覚士の先生方でした。
内容は・・・それぞれが臨床で経験した高次脳機能障害の症例をあらかじめまとめ、当日小グループに分かれて発表&討論、というものです。
私はスタッフとして、全受講者が提出した症例を事前にざっと読ませていただきました。日頃よく目にするタイプの症例もあれば、珍しい症例もあったりと、読んでいるだけでなかなか興味深かったのですが、当日のグループワークでも、それぞれが行った評価の組み立て、評価結果の解釈、問題点の抽出、リハビリテーションの工夫が、活き活きと各先生方から伝えられました。日頃よく目にする、比較的ありふれた症例であっても、患者さんの個別性(性格、社会背景など)に合わせた支援やリハビリテーションの工夫が必要であることを、改めて痛感いたしました。
どの先生方も身を乗り出して、メンバーの発表に耳を傾け、そしてざっくばらんな質問や意見交換が活発になされました。どの先生にも共通していえることは「少しでも良い臨床をしたい、という思いが強い」ということだと思います。
幕末の武士・教育者である吉田松陰は「学問に終わりはない」という明言を残しました。いくら勉強しても「もうこれで充分」「これ以上必要はない」ということは決してない、ということです。
中高生の皆さん、そして大学生の皆さん。「テストが終われば充分」「試験に合格すればそれでいい」と思ってはいないでしょうか。断じてそんなことはありません。言語聴覚士として働くということは、まさに「一生学び続ける」ことにほかなりません。ただし、「学び」の種類は何も教科書や授業・講義だけとは限りません。何よりも患者さんの症状やお姿から、多くのことを学んでいく、それが言語聴覚療法です。
一生学び続ける仕事である、言語聴覚士を目指したいと思う高校生の皆さん!!是非、東京工科大学を受験してくださいね!!
一同、キリンのように首を長くして待ってま〜す!!

福永先生ご来訪報告

2025年09月29日 つぶやき, 言語聴覚士教育 | 固定リンク 投稿者: いけだ

川崎医療福祉大学リハビリテーション学部言語聴覚療法学科教授の福永真哉先生が、横浜で開催された日本摂食嚥下リハビリテーション学会の帰りに本学へお立ち寄りくださいました。
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原田専攻長を訪ねていらっしゃった福永先生。

授業終了後、3号館エントランスで原田専攻長とお話しされているところにちょうど通りかかり、そのままご一緒させていただきました。

ちょうどその時、専攻の4年生が通りかかり、元気よく「こんにちは!」と挨拶。
福永先生は「しっかり挨拶のできる良い学生さんですね」とお褒めくださいました。
これはまさに臨床実習の成果。ご指導くださった臨床実習指導者の先生方に、心より感謝いたします。

その後は演習室や教材作成室をご案内しつつ、情報交換という名のおしゃべりタイムへ。

・改正された「言語聴覚士学校養成所指定規則」と新カリキュラムで重視している点
・増加した臨床実習単位への対応
・言語聴覚士臨床実習指導者講習会の取り組み方
・養成校数は増えているのに国家試験合格者数は横ばいである現状
・臨床実習先の先生方への感謝、そして「臨床で求められる力」を本当に養成できているのか

...と、話題は尽きることなく広がりました。

伝統校(川崎医療福祉大学)と新設校(本学)、それぞれに悩みはありますが、共通する願いはひとつ。
「臨床実習先で"うちに就職しませんか?"と声をかけられる学生を育てたい」
という点でした。

学会でお目にかかるたびご挨拶はしてきましたが、養成についてここまでじっくり語り合えたのは今回が初めて。とても貴重な機会となりました。

福永先生、またのお越しをお待ちしております👋

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